巨大ワニだけじゃない!

体長2mの犬、1.2mの猫…謎だらけの「超巨大生物」

2011.10.20 THU


フィリピンで今年9月に捕獲された史上最大とされる巨大ワニ「ロロン」。体長6.4mもあるオスのイリエワニで、捕獲にかかった費用はなんと約180万円! 現在は、専用施設で一般公開され、フィリピン全土から来園者が訪れる人気者だという。ちなみに同施設があるブナワンの町長は、近郊で目撃情報のある更なる巨大ワニを捕獲し、同施設の目玉にしようと目論んでいるそう…。巨大生物は経済効果も大きいみたいですね
写真提供/Getty Images
フィリピン南部ミンダナオ島で、体長6.4m、体重1075kgの巨大なワニが捕獲された。その姿はもはや恐竜。現地ではさらに巨大な9mのワニの目撃情報もあるというから驚きだ。じつは世界では、これまでにも異常に巨大化した動物が捕獲されている。2009年、タイで釣り上げられた巨大エイは幅2m、長さ2.1m、体重推定450kgで、大人5人がゆうに寝転がれる。またイギリスの海岸には体長2.91m、体重961kgのオサガメが打ち上げられている。甲羅だけで小錦を覆ってしまうサイズだ。

飼育動物のなかにも、驚異の成長を遂げるものがいる。カンザスシティのエルガーさんが飼うニシキヘビは7年で10倍以上の大きさに成長。現在は体長約7.6m、体重約136kgと人をゆうに丸のみできるサイズで、「世界一大きい飼育ヘビ」としてギネスに申請する予定とか。またアリゾナ州に住むナッセル夫婦の愛犬ジョージは、4歳にして体長約2.1m、体重111kgを誇り「世界一大きい犬」に認定されている。さらにネバダ州の飼い猫ステウィーの全長は1.23m。こちらは「世界一長い猫」として昨年ギネス記録を更新した。

これら「超巨大化」の謎を探るべく様々な研究者に取材を申し込んだが断られてばかり。長年にわたって生物番組の制作に携わり、数々の巨大生物を取材してきたテレビディレクターによれば「同一種の生物のなかで、突出して巨大な個体が生まれる理由については解明されていません。超巨大化の謎は、餌が豊富、天敵がいないといった条件だけでは片づけられないからです。例えば寒冷な地域ほど体が大きくなると説いた『ベルクマンの法則』というものがありますが、すべての動物に当てはまるわけではなく、あくまで仮説のひとつにすぎません」とのことだ。生命の神秘は何とも奥深い。次はどんな巨大生物が我々を驚かせてくれるだろうか。
(榎並紀行)


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