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自由報道協会と読売新聞 “場外乱闘”の行方

2011.11.01 TUE

噂のネット事件簿


「場外乱闘」の映像はネット上で転載され、各所で何度も再生されている。ニコニコ生放送での放映当時の来場者数は9万人だ ※この画像はサイトのスクリーンショットです
10月20日、自由報道協会が主催した小沢一郎元民主党代表の記者会見で発生した「岩上安身・上杉隆vs.読売新聞記者の場外乱闘」がネット上で話題となった。この時の様子は「ニコニコ生放送」などで生中継され、さらにその後、動画がアーカイブ化され、ネット上の随所で観られるようになっている。

ことの発端は、同会見で読売新聞の恒次徹記者が質問する際に、「ルール違反」をしたことに対し、会見終了後に岩上氏と上杉氏が抗議したことにある。顔が接触しそうなほど近寄っての激しい抗議に対し、恒次記者が受け身になるといった印象だった。

その後、自由報道協会は公式HPで恒次氏に対し、「下記の通り、抗議します」と宣言した。

「一、 司会者の指示に従わなかったことに対して
二、 ゲストスピーカーの言葉を遮って発言を続けたことに対して」

騒ぎを起こしたことを受け、その後、自由報道協会の暫定代表である上杉氏が辞任届を提出したものの、同会設立準備会の会合で、辞任届を受理しないことを決定。

こうした流れがあったうえで、読売新聞およびネット版のYOMIURI ONLINEで当件について掲載された。

「小沢元代表記者会見で読売記者へ激しい抗議」という記事では、何が発生したのかの経緯を紹介し、読者から141件の電話やメールによる意見が寄せられたこと、そして、会見直後にはほとんどが恒次記者に対する批判だったことも明かされた。

「『当然すべき取材』VS『違反したので注意』」という記事では、上杉氏の発言に加え、恒次記者の「会見者が質問をはぐらかした場合に、そのことを指摘できなければ、追及にならない。司会の指示を振り切らなければならないことはある。ルール違反と過剰に騒ぐことは、会見者を追及から守ることにしかならない。ジャーナリストがなぜ、そのようなことをするのか理解に苦しむ」という発言を掲載した。

この記事を受け、上杉氏はダイヤモンドオンラインに「小沢一郎氏会見での『諍い』に関する読売新聞の記事に反論する」と題したコラムを執筆。司会者が制する前に、5回以上のやりとりがあったことなど、読売新聞(紙版)の記事が自分たちにとって不都合なデータをぼかしたことなどを指摘し、「時代は変わった。そうやってアンフェアな報道で騙せる読者層は確実に減ったのだ」と分析した。

さらには、28日にニコニコ生放送で行われた「ニコニコニュース号外」という番組に出演した上杉氏は、抗議した理由を「一、司会者の指示に従わなかったことに対して 二、 ゲストスピーカーの言葉を遮って発言を続けたことに対して」であると再度強調した。同番組内ではSkype中継で江川紹子氏が出演したが、「場外乱闘」が生中継されたこととアーカイブで観られる点については「ああやってさらしていいのだろうか」といった感想を持ったと語った。

この件についてライブドアニュースの「ネットリサーチ」では「自由報道協会vs読売新聞記者、どちらの言い分を支持?」という質問がされたが、31日9:30現在2万5230票が投票され、「自由報道協会」と答えた人が84%、「読売新聞記者」と答えた人が16%となっている。

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