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「完全無料」なのに料金が発生するサイトを撲滅!?

2011.11.02 WED

噂のネット事件簿


消費者の視点から政策全般を監視する消費者庁。HPには、事故のあった具体的な商品に関する情報が提供されている ※この画像はサイトのスクリーンショットです
10月28日、消費者庁が、ネット取引にかかわる広告表示上の問題点をまとめた文書を公開。「完全無料!」とうたいながら実際には料金が発生するようなサイトをはじめ、口コミサイト、クーポンサイト、アフィリエイトなどについて、問題となる事例が解説されている。

いくつかのビジネスモデルに分けて紹介されており、そのうちのひとつ、無料ゲームや無料動画サービスなどを提供する「フリーミアム」(基本的なサービスを無料で提供し、追加的なサービスを有料で提供して収益を得るビジネスモデル)について問題事例として挙げられているのは、

・「完全無料」をうたいながら、実際にゲームを進行させるためには課金アイテムを購入しなければいけない
・無料で「動画見放題」をうたいながら、実際に無料で観られるのは特定時間内だけで、それ以外のあらゆる時間に動画を鑑賞するためには月額使用料が必要(編集部要約)

といった、いかにもありがちなパターン。このほか、ネット上で問題となる例がいくつかあげられている。例えば、口コミサイトにおける、

・飲食店自身が「○○地鶏サイコ―!」と投稿(実際は○○地鶏は未使用)
・ブロガーを使って「△△でしみ・そばかす予防して、お肌がプルプルに」(効果に十分な根拠なし)

といった表現や、クーポンサイトやバナー広告における、

・「通常価格 5730円→72%オフ、1600円」(通常価格での販売実績なし)
・「気になる部分に貼るだけで簡単ダイエット」(ダイエット効果に十分な根拠なし)

といった表現など。消費者庁は「問題となる表示が行われた場合には、厳正かつ迅速に対処する」と、文書を結んでいる。

こうした動きに対し、日頃からこの手のネット広告を見慣れているネット住民たちからは、

「こんなんよく見たら判別できるだろw」
「ただほど高いものはない」

と、個々人で気をつけるべきだという意見が出る一方、

「今まで無法状態でやりたいほうだいだったもんな」
「厳格に適用したらネット広告の8割は死ぬな」

と、消費者庁に期待する声も登場している。しかし、

「サクラレビュもどうやって定義するんだ?」(原文ママ)
「どうせステマ(※)は取り締まり様がないし」

など、ネットに精通した彼らからは現実的な効果を疑問視する意見も多く、消費者庁の取り組みに注目が集まっている。

※ステマ=ステルスマーケティング=宣伝とうたわない宣伝のこと

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