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談志さん死亡 第一報がツイッターで「デマか」の声飛び交う

2011.11.25 FRI

噂のネット事件簿


圧倒的に情報が早かった『週刊金曜日』のツイート。15万人以上がこのツイートを確認した ※この画像はサイトのスクリーンショットです
天才」との呼び名が相応しいその名人芸と、歯に衣着せぬ毒舌で常に世間の注目を集め続けた落語家の立川談志さんが21日に死去した。稀代の天才落語家の死は多くのマスメディアで報じられたが、その第一報がツイッターで発信されたものだったため、ネット上は一時、その真偽を問う声で騒然とした。

「談志さん死去」の第一報を告げたのは、元・朝日新聞記者の本多勝一氏をはじめ、佐高信、落合恵子、雨宮処凛ら各氏が編集委員を務める雑誌『週刊金曜日』のツイッター。23日14時ごろ、同アカウントに

「知人からの連絡によると、談志師匠が今朝亡くなられたそうです。謹んでご冥福を祈ります。師匠の噺は絶品でした(浩)」

というつぶやきが登場し、これがネット上に一気に拡散した。

しかし、2時間近くも続報が出なかったことに加え、『週刊金曜日』からの発信がツイッターだったこともあり、ネット上には、

「ご冥福を」
「最近全然見なかったけど・・・」

というお悔やみのコメントよりも、

「これガセだったら逮捕もんだぞ」
「これは信じていいのか微妙なソースだな」
「またデマッターかよ」

など、情報の確度を疑う書き込みが圧倒的に多くなる状況に。また、ツイッターでの拡散状況を見ても、談志さんの死亡云々よりも、「『立川談志が死んだ』という真偽不明の情報が飛び交っている」ということ自体が話題の中心となる異常事態が続いた。

騒ぎのもととなった『週刊金曜日』のツイッターは、最初のツイートから約2時間後、

「談志師匠ご逝去は、家元とおつながりがある複数の関係者からお聞きしました。つぶやきの真偽につきまして、多くのみなさまにご心配をおかけしたとすれば、誠に申し訳なく思います」

と、釈明のツイートを発信したが、新聞各社が報道するまで、真偽を問う声はおさまらなかった。思わぬほほうがクローズアップされてしまうあたり、ある意味で談志師匠らしい最後と言うべきかもしれないが、氏ならどんな毒舌で今回の騒動を皮肉ってみせたのか…。あらためてご冥福をお祈りいたします。

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