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東京上空のオルタニング現象で大騒ぎ

2011.12.14 WED

噂のネット事件簿


11日には、急上昇ワードで1位に浮上した“造語”「オルタニング現象」 ※この画像はサイトのスクリーンショットです
10日、2ちゃんねるに、雲の一部分が割れて、地面に向かって滑り落ちているような画像が登場。これをきっかけとして、ネット住民たちがデマ情報に踊らされる一幕があった。

問題の画像が2ちゃんねるに投稿されたのは、10日の午後1時ごろ。

「葛飾区より
雲が落っこちてきた?」

という書き込みとともに「雲の落下画像」が紹介されると、程なく「豊島区上空で同じものを撮影した」という書き込みも登場し、スレッドには「何これ?」「何なの?」という雰囲気が立ち込めた。

すると、そこに突如「あー、これは『オルタニング現象』やね」という書き込みが登場。さらに「オルタニング現象でググってみ」という教えに従って検索すると、

「オルタニング現象=比較的大きな粒状の氷を主成分とする雲が大気中に停滞することによって、移動速度が速い他の雲をあたかもかき分けているかのように見える現象。シベリア東部、中国東北部など寒冷地で多く観測され、日本ではほとんど報告がない」

というウィキペディアの「オルタニング現象」の説明がヒットするため、ネット住民たちの謎は解決したかに思われた。

ところがその後、改めてウェキペディアで「オルタニング現象」を調べると、同単語はすでに削除されており、「オルタニング現象」はデタラメであることが判明。それでも「オルタニング現象」はGoogleの検索ワードランキングで11日、1位まで急上昇し、結果的に多くの人たちがデマ情報に騙される結果となった。

なお、きっかけとなった「雲の落下画像」については、ツイッターでも同様の画像が複数投稿されているため、本物の可能性はある。しかし、「オルタニング現象」については“犯行声明”が出されていないため、誰がどんな意図を持って書き込んだのかは不明だ。

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