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Googleが震災前後の比較映像公開

2011.12.20 TUE

噂のネット事件簿


もっとも被害が大きかった地域の1つ、宮城県女川町の中心部。壊滅した旧市街地を、がれきを満載した大型トラックが駆け抜ける ※この画像はサイトのスクリーンショットです
2011年を語る上で避けて通れない話題が東日本大震災だが、年末を迎えた今、改めて震災を振り返る動きがネット上で出てきている。

Googleは13日、同社が提供している「Googleストリートビュー」で、震災の被害が大きかった東北地方の沿岸地域や主要都市周辺の映像を公開した。グーグルは、7月に同地域の撮影を開始し、のべ4万4000kmを走行。映像には、うずたかく積み上げられたがれきや、全半壊した家屋、復興作業に勤しむ人々や大型トラックなどが収められており、一部の地域では、震災前後の映像を比較できるようになっている。

映像には、岩手県陸前高田市で津波に耐えて一本だけ残った「奇跡の一本松」なども収められており、ツイッター上には、

「被災前の状況と比べるとなおさら胸が痛みます」
「これは後世に残さねばならない辛い記録」
「あまりの変わりように声も出ない……」

といった驚きや嘆きの声とともに、被災者や被災地の出身者からは

「我が家の写真残ってないんだよね」
「帰省した時どこがどこだかわかんなかったからな」
「実家のあった場所見てみたら更地になってた」

といった声も上がっている。

一方、14日には、東北の様々な商品を紹介するインターネット百貨店『復興デパートメント』がオープンした。このプロジェクトは、東北地方の農作物や海産物、伝統工芸品やスイーツを紹介するため、インターネット上に仮想のデパートを作ろうという試み。Yahoo!やソフトバンクなどの協賛企業が、ネット店舗の立ち上げや運用、商品の管理や発送、宣伝活動などをサポートすることで、被災地を支援することを目指している。

現在“デパート”には、「石巻フロア」「南相馬フロア」が設けられており、石巻フロアでは名産のさんま商品セットやB級グルメ・石巻焼きそばのセット、南相馬フロアではまんじゅうや味噌、きり絵ポストカードなどが販売されている。現在、Yahoo! Japanには、「復興デパートメント特集」というページが用意されており、そちらからでも商品の購入は可能だ。

震災から9カ月たった今、被災地支援の方法も変わってきている。復興までの長い道のりを今一度確認し、支援していきたいものである。

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