もっと知りたい占いの雑学/第1回

2012年に流行る占いは「易」!?

2012.02.08 WED


2012年は「易」に注目。栗原さんによると「反対に、世の中が安定している時にはタロット占いなどが流行る傾向にある」とのこと。 イラスト/中垣ゆたか
かつては為政者など特権階級の人が大衆を導き、時に惑わせるために利用してきた「占い」。しかし同時に、庶民の間にも古くから浸透していますよね。現代日本でも出勤前にテレビをつければ、たいがい占いコーナーが目に入ってくるもの。もはや流行り廃りを意識することなんてありませんが、それでも「占いは不景気になると流行する」なんてまことしやかな噂も耳にします。実際に占いの“現場”でもそういう実感はあるのでしょうか?

「確かに景気が良い時、世の中の気分が上向きな時は占いに頼る人は少ないですね。やはり、景気の悪い時の方が人は迷い、進むべき道を知りたいと思うのでしょうね。それは実際に感じています」

そう答えてくれたのは、1973年創立という歴史を持つ、日本の占術者団体の草分け、日本占術協会の常任理事でもある栗原里央子さん。

ということは長引く景気低迷と、東日本大震災の爪痕に苦しむ現在なんてまさに占いの需要が高まる時代ですね。ところで占いの需要に波があるのはわかりましたが、占いの種類によっても流行り廃りがあるのでしょうか。もしあるなら、今年に流行する占いを挙げてもらえますか?

「2012年は特に金環日食、金星の日面通過など天体自体に注目が集まっていることもあり、星占いが人気になるでしょうね。もっとも星占いの人気が高いのは今年に限った話ではありませんが。そしてもう一つ、今年に注目を浴びそうな占いを挙げるならば『易』でしょうか」

易って、夜になると千利休みたいな帽子をかぶっている人が、街角に机を出してなにやら棒みたいなものをじゃらじゃらさせてる…、昔からあるアレですよね。

「そういうステレオタイプな形で占いをしている易者ばかりではありませんが、ともあれそういった誰もが頭に思い浮かべられるような“定番”の占いが好まれるようになってきているのは事実です。これだけ世の中に不安感が続くと、パフォーマンスで注目を浴びる目新しい占いよりも、存在に安定感を覚える占いを求めるという流れがあるんですね。ですから今年は、儒教の経典でもある易経を原点にもち、中国で3000年も前に誕生した由緒ある占い、易が注目されると思いますよ。他に候補を挙げるとすれば姓名判断、生まれ年の十二支占いなど、やはり定番の占いが流行しそうな感はありますね」

易に注目! ってことですね。正直言うと、あまり占いに惑わされるのもどうかと思ってきましたが、迷った状態を打破するきっかけとして利用してみたいと思う事もしばしば。易の本は一般書店にもあるし、せっかくだから流行先取りってことで試しに読んでみよっかなー。

(のび@びた)

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