ネット界の“旬”なニュースをお届け!

日本版Gumroad 150万円で落札

2012.02.22 WED

噂のネット事件簿


ファイルをアップロードしてツイッターやFacebook上にリンクを貼るだけで、簡単に自分のコンテンツを販売できるサービス「Ameroad」 ※この画像はサイトのスクリーンショットです
Facebookやツイッターで、いろいろなコンテンツを簡単に販売できるサービス「Gumroad」がアメリカで登場し話題となっているが、その日本版ともいえる「Ameroad」というサービスが、Yahoo!オークションにて150万円で落札された。

「Ameroad」を開発したのは、クレイジーワークスの村上福之氏。『天空の城ラピュタ』放映時に「バルス!ボタン」を作ったり、『食べログ』のやらせ問題発覚時に『食べログ』の信ぴょう性をはかるサイト「ステログ」を作ったりなど、時流に乗ったサービスを次々と開発している人物だ。

村上氏のブログでは「Ameroad」を「Gumroadのパクリサイト」と呼んでおり、ネット上で「Gumroad」が話題になっているのを見て、開発を決心したとのこと。しかしそのとき、「Gumroad」はアクセスが集中し閲覧できない状態だったため、村上氏は「Gumroad」に一度もアクセスしないまま、そのサービスの概要だけをもとに開発を始めたという。

開発に着手したのは2月13日。翌14日には開発は終了し、すぐさま運用を開始。そのころやっと本家「Gumroad」にアクセスできたとのことだ。

その後この件は「ITmediaニュース」で取り上げられ、ネット上でも話題となった「Ameroad」だが、村上氏は、

「このままいくと、運用できない気がした。まじめな会社が運用しないとトラブルが出るだけに見えた。Ameroadそのものは可能性はある。かなりあるが、ぼくでは運用が難しい」(村上氏のブログより)

と考え、Yahoo!オークションにサービスそのものを出品することを決意。17日に即決落札額150万円で出品した。ちなみに、150万円という金額については、

「『村上がガメつい』と言われるのがイヤだから。カネは問題じゃない。たぶん、ガチな値段だとオークションとして面白くないし、稟議上の問題もあるし、ネタとしてスピード感もでない。要するにネタにならない。ネタ感重要。オークション期間も四日にした」

と説明している。

結局、2月19日午前1時18分にRazestの木村社長が150万円で落札し、オークションは終了した。村上氏のブログによると木村社長は「実兄の友人」とのことだ。

現在「Ameroad」のサービスは、以前と同様に継続されている模様。またRazestの公式サイトには「Ameroad」のロゴのみが表示されている。今後「Ameroad」がどのように運用されていくのか、注目が集まるところだ。

取材協力・関連リンク

注目記事ピックアップ

 

編集部ピックアップPR

ブレイクフォト