ネット界の“旬”なニュースをお届け!

震災後1年 安否確認サービス充実

2012.03.12 MON

噂のネット事件簿


Yahoo! JAPANの「ここで会おうカード」作成ページ ※この画像はサイトのスクリーンショットです
東日本大震災当日、携帯電話やスマートフォンなどで連絡がとれず、家族や友人の安否確認に苦労した記憶を持つ人も多いだろう。あれから1年。ウェブサービスを中心に、安否確認のためのサービスがさらに充実しつつある。

震災当日に消息情報を登録・検索できる「パーソンファインダー」の東日本大震災版をオープンしたGoogleは3月7日、東日本大震災での災害対応の経験、教訓を踏まえ、災害対応としての取り組みを強化することを発表した。

それによると、災害時に提供する 「Google パーソンファインダー」は、新たにNTT ドコモの「災害用伝言板」と連携、KDDI・沖縄セルラーの「災害用伝言板サービス」にもリンクが貼られることになった。これにより、携帯電話からパーソンファインダーへのアクセスがしやすくなるほか、家族や友人の携帯電話番号を検索すると、各携帯キャリアが提供する災害用伝言板サービスに直接アクセスできる。

同社は、「震災の時に情報技術がどういう分野で特に役立ち、どういうところではまったく機能しなかったのか。普段とは違う特別な状況下で、どういう考えとプロセスが役に立ったのか。もし、何かをやり直せるとすれば、それはどこなのか」を模索し続けてきたといい、安否確認サービスに加え、震災関連情報サービスやツールをまとめたサイト「Google Crisis Response」を常設する。

また、世界最大のSNS・Facebookでは、2月27日に、世界に先駆けて日本で初めて「災害用伝言板」の提供をスタート。大規模災害の発生時に自動的にFacebookにログインすると、ニュースフィードページの上部に伝言板へのリンクが表示され、自分または友人の安否を登録できる仕組み。2月28・29日には、テストも実施されている。

一方Yahoo! JAPANは、3月9日、1年を振り返り、これからに備える「3.11から~2012~」という特設サイトを開設。Yahoo! JAPANに寄せられた被災地の写真アーカイブを公開するほか、様々な防災テクニックを紹介。さらに、「ここで会おうカード」という、デジタルカードがダウンロードできる。これは、震災に備えて集合場所や連絡の中継点となる遠方の親戚や知人の電話番号を携帯やスマートフォンに保存できるもので、日ごろからできる備えのひとつとして紹介されている。

震災で学んだことを忘れずに、情報を集約―ネットを切り離しては語れない震災対応だっただけに、将来に向けたネットサービスの取り組みは、まだまだ続く。

取材協力・関連リンク

関連キーワード

注目記事ピックアップ

 

編集部ピックアップPR

ブレイクフォト