不正プログラムが増殖中!

スマホ「ウイルスアプリ」危険な罠

2012.03.26 MON


セキュリティ対策アプリの導入はもちろんのこと、インストールしたアプリが何の情報にアクセスしているかを、自分の目で確認することも大事
今春も、各キャリアからスマートフォンの最新機種が続々と発売され、携帯電話の販売台数に占める割合は9割を超えている。だが、急速な普及の一方で問題となっているのがセキュリティ対策。セキュリティ対策ソフト会社のトレンドマイクロによると、Android端末を対象とした不正プログラムは、2011年末で1183件見つかっており、今も脅威は拡大中。では、どのような不正プログラムがまん延しているのか? その手口とともに対策を紹介しよう。

まず、今年1月には、不正プログラム「フェイクタイマー」によるワンクリック詐欺が確認された。この不正プログラムに感染すると、画面上に不正請求のポップアップが繰り返し表示されるほか、SMSを通じた請求、さらには電話がかかってくることもあるという。感染経路は、アダルトサイトの動画を再生するための専用アプリなどで、インストールすると、電話番号などの個人情報が攻撃者に盗まれる。

「アダルトサイトは見ないから大丈夫」という方も注意が必要なケースがある。「Facebookの友達リクエスト」を利用して、ウイルスアプリを強制的にダウンロードさせるという手口だ。突然、友達申請が届いたら、多くの人は申請者のプロフィールページをチェックし、URLが記載されていればつい見てしまうはず。そのURLがウイルスサイトへの誘導となっている。共通の友達の有無を確認せず、安易にリンクをクリックするのは避けておきたい。

対策としては、正規アプリ以外はダウンロードしないことや、各キャリアが提供するセキュリティ対策を導入すること。

トラブル急増に東京都消費生活総合センターは「スマートフォンを賢く利用しましょう」と注意喚起している。 “賢い電話”という意味のスマホを“賢く”利用できるかはその人次第、というのはなんとも皮肉な話。利用者自身の危機意識が問われているようだ。
(佐伯 望)


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