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恒例クソゲー大賞 今年はWiiから

2012.03.22 THU

噂のネット事件簿


クソゲーオブザイヤー2011年大賞(家庭用ゲーム部門)に選ばれた『人生ゲーム ハッピーファミリー ご当地ネタ増量仕上げ』。シリーズ前作の『人生ゲーム ハッピーファミリー』も2010年の次点に選ばれている
2ちゃんねるの「家庭用ゲーム板」ならびに「携帯ゲームソフト板」上で毎年選定される「クソゲーオブザイヤー」の2011年大賞作品が発表された。2011年に発売されたタイトルのなかから、家庭用ゲーム部門ではWii専用ソフト『人生ゲーム ハッピーファミリー ご当地ネタ増量仕上げ』が、携帯ゲーム部門ではPSP専用ソフト『対戦チンチロリン』が、それぞれクソゲーオブザイヤーに選ばれた。

「クソゲー」とは、その名の通りユーザーが“クソ”だと感じたゲームを表す言葉だが、その定義には様々な要素がある。単純につまらないのはもちろん、致命的なバグがある、ストーリーが短い、難易度のバランスが悪いなど、様々な要素が、「クソか否か」の判断材料となっている。

家庭用ゲーム部門は2004年から、携帯ゲーム部門は2007年から有志の2ちゃんねるユーザーにより始まったクソゲーオブザイヤー。受賞作品は、基本的にスレッド住民たちによる意見交換のなかで選定されるもので、投票などは行われない。

さらに、このクソゲーオブザイヤーで重要視されているのは「総評」だ。つまり、1年間のクソゲー動向を総括し、さらに大賞作品の選定理由を説明するものだが、年末に大賞作品が決まると、有志がそれぞれの「総評案」を作成、スレッド住民たちによって、総評の選定が行われる。この作業に3カ月ほど費やし、翌年の3月ごろにやっとのことで総評とともにクソゲーオブザイヤーが発表されるのだ。ちなみに、総評は毎年かなりの力作で、文字数にすると7000~8000文字の分量となっている。

今年の家庭用ゲーム部門で大賞となった『人生ゲーム ハッピーファミリー ご当地ネタ増量仕上げ』は名前からも分かる通り、ボードゲームの『人生ゲーム』のWii版だ。総評では選定理由として、「『人生ゲーム』というタイトルでありながら、自分の意思で選択したり賭けたりすることがほとんど出来ない。メーカーによって仕組まれた運命を歩むしかない、無力感あふれる『出来レース』なのである」といった要素が挙げられている。

携帯ゲーム部門の大賞作品である『対戦チンチロリン』は、PSPのダウンロード専用ゲームで、サイコロを使ったチンチロリンがプレイできるというものだ。総評によると、「サイコロとお椀さえあれば遊べる手軽さが特徴」のチンチロリンであるのに、わざわざゲーム化したという点、さらに有志の検証で「サイコロの2と5が出る確率はそれぞれ2/8、他の目(1346)が出る確率はそれぞれ1/8である」という仕組みが明らかになった点が、選定理由となっている。

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