ネット界の“旬”なニュースをお届け!

「レバ刺しさよなら会」急増

2012.06.14 THU

噂のネット事件簿


厚生労働省によるレバ刺し禁止の解説。同省によれば、平成10~23年の間に厚生労働省に報告された生食用肝臓等(推定も含む)を原因とする食中毒は128件(患者数852人) ※この画像はサイトのスクリーンショットです
7月1日から“レバ刺し”を食べられなくなることが決まった。2011年10月、焼き肉チェーン店「焼肉酒家えびす」での集団食中毒事件を受けて生食用牛肉の新基準が導入され、ほとんどの焼き肉店のメニューから“ユッケ”が消えてしまったが、厚生労働省は6月12日、7月1日から“牛肝臓(牛レバー)”に関しても生食の提供を禁止することを決定した。

昨年の“えびす事件”を機に、厚生労働省は生食用牛肉に加え、いわゆる「レバ刺し」についてもその安全性について検討を重ねてきた。そして厚労省は、「レバーの内部から腸管出血性大腸菌が検出されたこと」「食中毒のリスクがあること」「牛レバーを安全に生で食べるための有効な予防対策がないこと」などを理由にレバ刺しの提供禁止を決定。自治体の指導に従わずバ刺しを提供した場合、2年以下の懲役か200万円以下の罰金が科せられることになった。

すでにネット上では、レバ刺し禁止を見越して“最後のレバ刺し”を楽しむ人が続出しており、検索サイトで「レバ刺し さようなら」で検索すると、レバ刺しとの別れを惜しむブログエントリーが次々とヒットする事態になっている。彼らからは、

「最後のレバ刺しを喰うぞ!!」(原文ママ)
「人生最後であろうレバ刺しを注文」
「さよなら生レバー!」
「どうやら牛レバ刺し本当に食べられなくなりそうです」

といった悲痛な声が上がっている。

全国食肉事業協同組合連合会(全肉連)は、これまでも

「基本的に自己責任であり、法律で規制すべきでない」
「日本には刺身、生卵、生牡蠣など、生での食習慣が根付いている」
「リスクを理解しつつも、生レバーを食べたい消費者も多くいる」

と主張して、厚労省の規制に断固反対の意思を示し、HP上で反対の署名運動も行ってきた。同団体は、「と畜場の処理方法を改善することにより、また殺菌効果のある新たな処理方法の導入により、リスクの低減をはかれる。これでも許されないなら、腸管出血性大腸菌(0・157等)の有無を個体毎に検査し、リスクの無いものを選別し、流通する事が可能である」と述べており、厚労省も「今後、研究などが進み、安全に食べられる方法が見つかれば、規制を見直していきたいと考えています」と発表しているので、ぜひとも各方面の奮闘を期待したいところだ。

取材協力・関連リンク

関連キーワード

注目記事ピックアップ

 

編集部ピックアップPR

ブレイクフォト