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「沖縄平和学習アーカイブ」公開

2012.06.27 WED

噂のネット事件簿


証言と映像をあわせて見ることができる ※この画像はサイトのスクリーンショットです
沖縄慰霊の日である6月23日から、沖縄県がGoogle Earthを活用した「沖縄平和学習アーカイブ」を公開しており、ネット上で話題となっている。

総合監修を務めた首都大学東京准教授の渡邉英徳氏のツイートによると、今回使われた地図は、現在の沖縄の地形の上に、1945年に米軍が作成した地図を数千枚に分割し重ねたもの。その地図上に、たくさんの資料が配置されている。まず、沖縄県平和祈念資料館と沖縄県公文書館から提供された戦時中の様子が分かる資料182点をふんだんに使用し、360度パノラマ写真などを立体的に表示させ、現在の沖縄の風景と比較ができる。そして、動画による沖縄戦争体験者20人の証言などを視聴することもできる。このニュースをみたツイッターユーザーたちからは、

「素晴らしいコンテンツですね」
「Google Earthをつかったところが、いい」
「風化させてはいけない記憶」

とその取り組みを絶賛する声のほか、インターフェースの素晴らしさに感嘆する声も投稿されている。

なお、サイトで公開されている戦争体験者の証言、写真などにはタイムスタンプが付与されており、渡邉氏は「時間をずらしていくと、米軍の全面的な侵攻に追われる、沖縄の人々の軌跡が浮かび上がる。また、パラオやフィリピンの証言もある。沖縄戦のアーカイブ=太平洋戦争のアーカイブ、ということが如実にわかる」と説明する。

戦争体験者の高齢化問題などは、以前から指摘されてきた。次世代への戦争体験の継承に、ネットが一役買うことになりそうだ。

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