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裁判所「ツイート=窓から叫ぶ」

2012.07.06 FRI

噂のネット事件簿


ツイッター社発表の“透明性リポート”。「個人情報開示命令ランキング」で日本は世界2位 ※この画像はサイトのスクリーンショットです
7月2日、米・ニューヨークの裁判所が、「ツイッターに書き込んだ内容は個人情報ではないので、捜査当局が提出を要求してもプライバシーの侵害にはあたらない」との判断を提示。これがネット上で話題となっている。

この判断は、「ウォール街を占拠せよ」とのスローガンを掲げた反格差運動を行って昨年逮捕されたアメリカの活動家の裁判で示された。検察側が、逮捕された活動家のツイート履歴の提出をツイッター社に求めたところ、同社は強く反発したが、裁判所は「つぶやきの投稿は窓から外に叫ぶようなもの」と明言し、ツイッター社は履歴の提出を命じられた。

今回の判断に関し、ツイッター社は「わが社は今回の判断に失望している」というコメントを発表し、抗議の意思を表明。日本のツイッターユーザーからは、

「ネット市民運動を潰す作戦ね」
「インターネット検閲のさらなる強化を目論むアメリカならではの判決か」
「気軽につぶやけなくなるけど、日本ではどうなるんだろうね」

と、ツイッター社に同調する意見も登場しているが、

「何を今更、とww」
「そりゃそうだろ。全世界の人が閲覧できるんだから」
「自ら公開を前提としている情報なので、しょうがないと思う」

など、裁判所の判断を「当然」と捉えるツイートも登場している。

ツイッター社は、各国政府当局による個人情報開示要請の状況を7月2日に初めて公開し、2012年上半期にアメリカで679件、日本でも98件が開示要請の対象になっている。日本の98件という数字は世界2位。今回示された判断はアメリカのものだが、「つぶやき=窓から叫ぶ」という喩えは、肝に銘じておいた方がよさそうだ。

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