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検索ワードで「アジジ」が急上昇

2012.08.08 WED

噂のネット事件簿


8日1時頃のYahoo!リアルタイム検索の画像。“アジジ”が注目のキーワード19位に入っている ※この画像はサイトのスクリーンショットです
8月6日の16時頃、Google急上昇ワードで「アジジ」という言葉が10位にランクインした。前日から同ワードでの検索が急激に増加したことでトップ10に入ったのだが、検索数が増えた理由は、ロンドンオリンピック男子サッカーU-23日本代表の永井謙佑選手にある。

“アジジ”というのは、90年代に代表でも活躍したコダダド・アジジというイラン人サッカー選手のこと。

日本国内でアジジ選手の名が広まったのは、1997年に行われた日本代表がサッカーW杯初出場を決めた「ジョホールバルの歓喜」と呼ばれるアジア最終予選・日本代表対イラン代表の一戦。当時、アジジ選手はイラン代表の主力選手であったが、試合前日に車椅子姿で日本の報道陣の前に登場し、ケガをしていることや出場が危ういことを匂わせた。しかしながら、翌日の試合には何食わぬ顔でスターティングメンバーとして出場し、後半にはゴールまで決め、日本のサッカーファンに強い印象を残したのである。

今回“アジジ”の検索が増えた理由は、4日に行われたエジプト戦で足を痛めて途中交代した永井選手に関し、5日に関塚隆監督が「永井の準決勝出場は厳しい」と報道陣に語ったことから、サッカーの歴史に詳しいネットユーザーたちが“アジジ”関連のコメントを複数投稿したことにあると思われる。ツイッターでは、「アジア伝統の情報戦、アジジ戦法は健在だったか」「永井のアレはアジジ戦法でしょ」などの声が並んだ。

ユーザーたちは永井選手出場への期待から、“アジジ戦法”(編集部注:主力選手が試合に出られない可能性を示唆する情報戦)であってほしいという思いから書き込んだようだが、実際に日本時間8日未明(現地時間7日午後)に行われたメキシコ戦には永井選手がスターティングメンバーで出場。

このことが発表されるとツイッターでは 、

「永井がアジジってる」
「永井謙佑は野人岡野二世にしてアジジ二世」
「ジョホールバルだと騙される側だったのに今度はこっちがアジジ作戦やれるほどズル賢くなったか日本」
「永井は最初軽症つって病院すら行かなかったのに翌朝いきなり出れないかもとか言い出したからアジジ戦法だろうなと思っていたが案の定である」(原文ママ)

と、“アジジ”というワードの入ったツイートが多数投稿され、その数は試合開始周辺30分でおよそ1000件に及び、Yahoo!リアルタイム検索の注目キーワードで19位にまで上がった。

残念ながら準決勝で敗北した日本代表。今回の永井選手出場が“アジジ戦法”であったかは定かではないが、試合後には「ジョホールバルの歓喜」でイラン代表が日本代表に負けたことに絡め、「アジジ作戦は負けフラグというジンクスを残しました」とツイートする人も登場した。

負けはしたものの、オリンピックで準決勝進出という44年ぶりの快挙を成し遂げた関塚ジャパン。日本時間11日未明(現地時間10日午後)の3位決定戦まで、ネットユーザーたちの注目もまだまだ尽きないだろう。

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