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ガチャで団体自主規制 確率表示へ

2012.08.20 MON

噂のネット事件簿


ガチャのガイドライン策定した日本オンラインゲーム協会。自主規制という形であり、罰則等は設けられていない ※この画像はサイトのスクリーンショットです
オンラインゲームメーカーなどが加盟する日本オンラインゲーム協会(JOGA)は、ランダム型アイテム提供方式(いわゆるガチャ)における表示および運用のガイドラインを発表した。

このガイドラインは「各種法令の遵守および消費者保護の観点から、利用者の皆様が安心して楽しめるゲームサービスを提供するため」に策定されたもので、ガチャにおけるアイテム獲得の確率、レアアイテム獲得にかかる費用の期待値の上限などが決められている。今後、JOGA加盟事業者は、このガイドラインに従ってゲームを開発することとなる。JOGAが定めたガイドラインは以下の通り(要約)。

・有料ガチャでどんなアイテムが獲得できるのか表示する
・レアアイテム獲得までの推定金額(設定された提供割合、つまり当選確率から期待値として算定される金額)の上限は、ガチャ1回あたりの課金額の100倍以内とする
・レアアイテム獲得までの推定金額は5万円以内とする
・レアアイテムの提供割合の上限と下限を表示する
・アイテムの種別ごとに提供割合を表示する
・有料ガチャ1回利用時に提供されるアイテムの価値は、有料ガチャ1回の価額と同等またはそれ以上とする

以上のガイドラインをさらに噛み砕くとこういうことになる。

・アイテム獲得確率を表示
・レアアイテム獲得確率は1/100以上
・レアアイテム獲得の期待金額は5万円以下
・ハズレアイテムの禁止

また獲得確率が1/100以下の場合や、期待金額が5万円を超える場合は、その確率や金額を表示する必要がある。

今までのガチャは、レアアイテム獲得の確率が表示されていなかったので、この点については大きな変更といえるだろう。また、ハズレアイテムがなくなることも大きな違いだ。

業界団体による自主的なガイドラインということで、ネット上では懐疑的な意見も少なくない。2ちゃんねるの「ガチャのガイドラインが発表。確率明示や一般のレアアイテムは100倍以下,期待値5万円が上限にwwwwwwwww」というスレッドでは、

「結局内部確率なんてわからねぇんだよな」
「第三者の居らん確率表示に意味があるのだろうか」(原文ママ)
「第三者機関によるプログラムのチェックも必要じゃね
表示されてる確率がインチキじゃないという保証がなければ意味なし」

といった意見も寄せられている。

こういった意見を受け今後さらに改善される可能性はありそうだが、まずはガチャの健全化に向けての大きな一歩となりそうだ。

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