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選挙カーのない選挙に圧倒的支持 

2012.09.03 MON

噂のネット事件簿


Google「選挙カー」の検索時に出てくる候補のワード。検索候補第1位には「うるさい」が登場 ※この画像はサイトのスクリーンショットです
8月29日、参議院で野田首相に対する問責決議が可決され、野党側は早期の解散・総選挙を求めている。仮に解散・総選挙という展開になれば、当然行われるのが選挙戦。ひらすら候補者名を連呼するだけの従来の選挙戦には批判の声も少なくないが、秋田県で「選挙カーのない選挙」が実現し、話題となっている。

「選挙カーなし選挙」を行ったのは、八郎潟の干拓地として知られる秋田県大潟村。同村で21日に告示、26日に開票された村議選には、定数の12に対し15人が立候補していた。しかし、同村は住宅の大半が中心部に集中していて、「選挙カーが頻繁に通ってうるさい」という苦情が以前より住民から多く出ていたため、選挙カーを使用しない申し合わせが全立候補者の間で取り交わされた。

選挙期間中に選挙カーを用いて選挙運動を行うことは、公職選挙法で認められている。しかし、今回の大潟村の“英断”は、ツイッター上では大変好意的に受け止められており、このニュースを伝えた読売新聞の記事に対しては、

「自動車の外部スピーカーなど問答無用の全面禁止でいい」
「全国に広がってほしい。なるはやで」
「これは本当にすばらしいな!あれ、子供寝てるときに来ると殺意を覚える」(原文ママ)

と、少々過激な賛成の意見が圧倒的多数に。他にも、

「1番がなっている候補者には絶対に入れないと決めている」(原文ママ)
「住宅街に選挙カーが来た場合にはその名前の候補者には投票しない、と心に決めている」

と、選挙カーの“逆効用”を指摘する意見も少なくない。一方で、
「有名な人とそうでない人の格差半端なく広がってまずい」
「現職や有名人ばかり受かっちゃう」(原文ママ)

と、疑問を呈する意見もわずかながら出ている。

これを受け、ツイッターユーザーからは代替案としてネットでの選挙活動解禁を訴える意見も多く登場した。ネットでの選挙活動には、デジタルデバイドの問題など解決すべき問題が多数存在するが、今回のネット上の反応を見ると、現在の選挙スタイルが一般市民に受け入れられていないことは確実。次の総選挙では従来のような連呼型の選挙活動だけでなく、今回の大潟村のようなケースを取り入れる地域があるかもしれない。

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