ネット界の“旬”なニュースをお届け!

海外有名人のスノボ事故死記事再発

2012.09.05 WED

噂のネット事件簿


アーノルド・シュワルツェネッガーがスノーボード事故で死亡したというフェイク記事。同じフォーマットで、エディー・マーフィー、アヴリル・ラヴィーン、チャーリー・シーン、などのフェイク記事も拡散した ※この画像はサイトのスクリーンショットです
9月2日午後6時過ぎ、ネット上に「アーノルド・シュワルツェネッガーがスノーボード事故で死亡した」との情報が駆け巡るという出来事があった。さらに、同日午後8時ころには「エディー・マーフィーがスノーボード事故で死亡」との情報も流れた。

2ちゃんねるや、一部のゲーム情報系ブログが発信源となり広まった、これらのニュースだが、ソース元とされている「GLOBAL ASSOCIATED NEWS」というページを見てみると、シュワルツェネッガーのニュースも、エディー・マーフィーのニュースも、名前を変えただけで記事の内容はまったく一緒。さらに、ページの下の方を見てみると、

「about this web site. FAKE... THIS STORY IS 100% FAKE!」

と、記載してある。つまり、両方とも完全なニセモノの記事というわけだ。

海外有名人がスノーボード事故で死亡したというニセ記事は、過去に何度も拡散されており、ブラッド・ピット、アヴリル・ラヴィーン、チャーリー・シーンなどが、“ネタ”になっている。いずれも、シュワルツェネッガーとエディー・マーフィーと同じ内容の記事がソース元となっていた。

実は、これらのニセ記事は、「FAKE A WISH」というニセ記事作成サイトで作られたもの。海外有名人の名前を入力するだけで、簡単にニセ記事が作成可能で、「スノーボード事故」以外にも、「ジェットスキー事故」「撮影中の転落事故」「コンゴの熱帯雨林での撮影中に行方不明」など、いくつかのフォーマット用意されている。ページ内に嘘のニュースであると明記されてはいるが、一見すると普通の海外ニュースサイトに見える作りとなっている。

とはいうものの、立て続けにスノボ事故のフェイク記事が広まったことで、ネット住民たちに免疫がついてきた模様。シュワルツェネッガー死亡記事に関するツイッターでの反応を見ると、

「このページの一番下に『FAKE...THIS PAGE IS 100%FAKE』と。シュワルツネッガー死去はデマというか、嘘ニュースを作成できるジェネレーター・サイトです」
「シュワルツネッガーの記事あれ下の方にFakeって書いてあるからな」
「誤報とかウソとかそれ以前に英語版虚構新聞じゃん」

などと、冷静なものが多く、ニセモノであることはすぐさま見抜かれていた。さすがに、これだけ乱発されると、「スノボ事故で死亡」という“釣り”は通用しなくなってきたようだ。

取材協力・関連リンク

関連キーワード

注目記事ピックアップ

 

編集部ピックアップPR

ブレイクフォト