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外務省のツイッター外交に呆れる声

2012.09.06 THU

噂のネット事件簿


フィンランド大使館側のアカウントが交流前に発したツイート。交流翌日には、「また今度おしゃべりできるといいな。宜しくね」と外務省側にリプライを送った ※この画像はサイトのスクリーンショットです
有名人同士や、タニタとシャープなどといった例に見られるような企業の公式アカウント同士がツイッター上で交流する様子を見るのは、ユーザーにとってツイッターを楽しむ要素の1つ。しかし、9月3日に外務省の公式ツイッターアカウント「外務省やわらかツイート」が行った交流活動には、ネットユーザーたちが呆れた様子を見せている。

“もふぁにゃ”こと「外務省やわらかツイート」は、外務省IT広報室が10代・20代の世代に向けてやわらかく親しみやすい情報を発信するために開設しているアカウント。3日に、「フィンたん」の愛称を持つ在日フィンランド大使館の公式アカウントとツイッターで1時間限定の“つぶやき交流”に初挑戦したのだが、結局4往復のやり取りをしただけで時間切れとなってしまった。

朝日新聞の報道によれば、その理由は外務省側がツイートをするごとに上司の許可を得ていたため、投稿するのに時間がかかってしまったというもの。フィンランド大使館側から「時間がなくなっちゃうよー」や「もっとおしゃべりしたかったな…」とリプライされる始末であった。

また、今回の交流はフィンランドのカタイネン首相の来日を機に行われたものであり、フィンランド大使館側は事前にツイッターで「カタイネン首相の来日やフィンランドと日本の関係などについてアツく語り合います!」と意気込みを綴っていたにもかかわらず、外務省側から投げ掛けられた質問は、「サンタさんはほんとにいるの?」「夏は何がおススメかにゃ?」という両国関係とは全く関連のない2問のみであった。

この交流の様子が報じられると、ネットユーザーからは呆れているようなコメントが続出。2ちゃんねるのニュース速報+に立てられたスレッド「【ネット】『外務省やわらかツイート』『フィンたん』のつぶやき交流、質問ごとに上司の許可 2問で終了」では、

「上司が直接やれよ!」
「こんなお遊びにも上司の決裁かよ」
「これが優秀な官僚の正体です」
「失言などのリスクがあるのがわかってんだからあらかじめ打ち合わせしとくべきだろw」
「国民性ジョークのネタが一つ増えたな」

などといった批判の声が並んだほか、関西弁のようにも聞こえる“カタイネン首相”の名前と掛けた、

「外務省はカタイネン 」
「どうしてこんなにカタイネン!」
「どこが柔らかいのか カタイネンさんのほうがよっぽどやわらかいわ」
「やわらかツイート →『どこがや!カタイネン!』」

といったツッコミコメントも多数投稿された。

今回の交流に関し、「外務省やわらかツイート」のアカウントには多くの批判が寄せられたようで、同アカウントは、「フォロワーさんへ」としたうえで、「みんな、いろんなコメントや率直なご意見ありがとね!もふぁにゃ。はまだまだ修行が足りないけど、みんなの声に励まされ考え、挑戦し成長しつつ木曜まで頑張るのだ」と反省の弁を残しているが、交流のなかで投稿したツイートは、5日16時現在すべて削除されている。

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