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すぎやまこういちの内戦発言で議論

2012.09.28 FRI

噂のネット事件簿


「日本国内は内戦状態」との発言で物議を醸したすぎやまこういち氏。公式サイトは、90年代後半のような雰囲気漂うデザイン ※この画像はサイトのスクリーンショットです
人気ゲーム『ドラゴンクエスト』シリーズの音楽を手がけたことでも知られる作曲家のすぎやまこういち氏の発言が、ネット上で物議を醸している。

すぎやま氏が発言したのは、小学館の週刊誌『週刊ポスト』誌上でのこと。80歳以上の著名人が登場し、持論を展開する「言わずに死ねるか!」というコーナーで、中国・韓国との領土問題への日本政府の対応に苦言を呈したうえで、現在の日本国内のメディアの姿勢について「日本軍vs反日軍の内戦状態」と表現したのだ。

すぎやま氏は「一部のメディアを中心とした『反日工作』は、実に進んでいる」と主張。その例として、「公教育の場で愛国心を育てるため、国家斉唱・国旗掲揚を行なおうとすれば、思想信条の自由を盾に、自国を愛する行為に『右翼』のレッテルを貼り付け、否定的に報じる」といったものを挙げている。このような動きを「反日軍」という言葉で表したのだ。

その一方で、新聞を読まなくなった若い世代は、一部メディアによる「反日」の洗脳から逃れていると主張するすぎやま氏。「ネットでの言論では国を憂いた『日本軍』の方がやや優勢である。今後はこうしたネット世代の台頭が日本の政治を動かし、国を変える力となると感じている」と、既存メディアから距離のあるネット上での「日本軍」支持を表明したのだ。

ネット上で右翼的な発言を繰り返す、いわゆる“ネトウヨ”と呼ばれる人々を前向きに評価したすぎやま氏。この意見に対して2ちゃんねるでは「すぎやまこういち氏『今の日本は内戦状態。新聞やテレビを中心とする反日軍VSネット上で国を憂う日本軍』」というスレッドが立ち、以下のような議論が展開されている。

「まさに仰るとおり」
「なんという的確な表現」
「マスコミは敵でネットが戦場」
「言葉がうまいのか文章がうまいのか、衝撃受けるくらい的確だ」
「マスコミが世論を誘導する時代は終わった。
時代の波に乗れないマスコミはいずれ淘汰されるだろう」

という賛成の声と、

「言っておくが、ネット上は常に賛否両論だよ。
わけのわからん日本軍カテゴリーに組み込まないで貰いたい」
「あんまりネットを頼りにしない方がいいと思います。先生」
「これ以上ネットの妄想を助長すんな」

などの否定的なコメントも見られた。

すぎやま氏の発言自体は、ネット住民を高く評価するものではあるが、そのネット住民たちの意見はというと、むしろ賛否両論。すぎやま氏の主張をすんなり受け入れる人がいる一方で、ネット住民を過大に評価しているとの見方も少なくなかった。

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