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「40歳で司法試験合格」道のりは

2012.10.05 FRI

噂のネット事件簿


日本で最も難しい試験と言われる「司法試験」。4人の子どもを育てながらの合格は並大抵の努力で成し遂げられるものではない。合格の裏には、“ママ友”などの親身な協力があったそうだ
10月1日に中国新聞が報じた広島県廿日市(はつかいち)市に住む一人の司法試験合格者が、ネット上で話題になっている。

その合格者というのは、同市に住む4児を育てる40歳の専業主婦。「5年で3回」という受験制限があるなか、今回の司法試験受験は3度目だったとのことだ。

彼女がネット上で話題になっているのは、「亡き夫の遺志を継ぐため」という司法試験への挑戦理由が人々の心を打っているからだ。裁判官だった彼女の夫は、2007年3月、脳腫瘍によって35歳の若さで他界してしまったという。

裁判員制度が始まる頃、夫が「将来は子どもに法学教育をするのが夢」と語っていたことから、その遺志を継ぐため、法科大学院の受験・入学・卒業、そして2度の司法試験失敗を経て、今回合格を成し遂げたという。合格が分かった9月11日には、亡き夫の仏前で「ありがとうございました」と御礼・報告したことも同紙では報じられている。

このニュースがネット上でも流れると、2ちゃんねるのニュース速報板には、「35歳で病死した夫の遺志継ぎ、4児を育てる専業主婦が3度めの挑戦で司法試験に合格」というスレッドが立てられ、そこには、

「素直にすげえなと思う」
「旦那さんも草葉の陰で喜んでんだろうな。実にいい話だ」
「周囲の協力を得られるのも本人の徳だろうし、旦那もかっけーな。なんか色々すごいわ。こういう人が大成して欲しい」
「もう後がない3回目で受かるってすごいな。すごい。尊敬します」

と、彼女の努力に対する称賛の声が多く集まっている。

またツイッター上においても、中国新聞の記事に対し、

「今夜も寝落ちしそうになった己の甘さが恥ずかしい…」
「こういう記事見ると、自分なんかまだまだ努力が足りないなって思う。頑張ろう」
「特別な出来事で生じた想いを、取り戻した日常の中で、どれだけ継続できるか。結局はその人の人間力。感服します」

と、努力に感心する声や自省のコメントがツイートされているほか、

「ご主人は受験時代、後輩として大変お世話になった方です。奥様の不屈の精神に心から感服するとともに、ご主人の御遺志が受け継がれたことに深く感動致しました」

と、亡くなった夫の知り合いと思われる人からも、ネットを通して試験合格に対する賛辞が送られている。

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