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遠隔操作の恐怖にネット民も危機感

2012.10.11 THU

噂のネット事件簿


不正な遠隔操作ソフトによって犯罪予告が行われた可能性が極めて高い今回の事件。その不正ソフトが仕込まれた経路は明らかにされていない
10月8日に報じられた読売新聞の記事によると、ネット上で犯罪予告を行ったなどとして、威力業務妨害の容疑で逮捕された男性2人のパソコンに、不正な遠隔操作ソフトが仕込まれていたことが判明した。第三者が、2人になりすまして、遠隔操作によって犯罪予告を行った可能性が高いとして、9月21日、大阪府警と三重県警は2人を釈放していたという。

男性2人のパソコンに仕込まれた不正遠隔操作ソフト「iesys.exe」(アイシス)は、外部からの操作によって、メールを送ったり、ネット上の掲示板に書き込んだりできるというもの。いわば、パソコンを乗っ取ってしまうものだ。報道では、不正ソフトが組み込まれたフリーソフトをダウンロードしたことで、遠隔操作できる状況になった可能性が指摘されている。

まったく関係のない人間を、犯罪者に仕立て上げてしまうことができるこの不正ソフトに、ネット住民たちも危機感を抱いているようだ。2ちゃんねるの「【誤認逮捕】 警察庁、第三者によるパソコン遠隔操作の可能性も想定し、サイバー事件の捜査は慎重に行うよう全国の警察に異例の注意」というスレッドでは、

「こういう事案て今の警察の能力で対処できんだろ」
「セキュリティー開発しか今のところ仕方ないのかな日本中のどこの
誰にも起きる訳だろう怖いな」
「これは誰に起きても不思議ではない恐ろしい時代だな」
「わざと感染した状態にした後で犯行予告書き込む奴とか出そう」

などの意見が交わされている。また、現時点では、今回の“乗っ取り”に使われた不正ソフトに関する詳細は明らかにされておらず、その対処法も不明であることから、

「感染源が何なのかを教えてくれないと
自己防衛出来ないじゃんか」
「それで、どうやったら感染を防げるんだ?
セキュリティーソフト入れてたら完全に防げるのか?
こう言った肝心の情報を示さない政府・警察はやる気あるのか??」(原文ママ)

と、不安を感じるネット住民も多かった。

いずれにしろ、明確な情報がそろっていない現在の状況では、感染してしまったら、どうしようもない不正な遠隔操作ソフト。安心してインターネットを利用するためにも、事件の解決が待たれる。

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