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選挙特番 池上彰の凄すぎる切れ味

2012.12.18 TUE

噂のネット事件簿


誰もが聞きたかったことをズバズバぶつけるそのらつ腕ぶりはすさまじかった ※この画像はサイトのスクリーンショットです
第46回衆院選は自民・公明両党で325議席を獲得し、圧勝。民主党は57議席、日本維新の会は54議席を得て第3党となった。12月17日午前、総務省の発表によると全国の投票率は小選挙区で59.32%、比例代表で59.31%と3年前の前回の選挙より10ポイント近く下回った今回の選挙。投票率はふるわなかったものの、国民の注目度は高かったのではないだろうか。

各民放キー局がこぞって選挙速報の特番を放送するなか、異彩を放ってネット上で話題だったのがテレビ東京で、4時間半にもわたる熱い生放送を行った『池上彰の総選挙ライブ』だ。番組では池上彰氏がMCとなり、各党代表者や候補者たちにインタビューを行ったり、視聴者からの選挙に関連する質問に答えたりしていた。池上さんの党首や候補者への質問や視聴者への解説の切れ味があまりにも鋭く、すぐさまNAVERまとめで「テレビ東京選挙速報での池上さんの切り込みがすごい」とまとめられ35758viewに達するほど話題に(12月17日23時現在)。その“切り込み”を要約したものをいくつか紹介しよう。

(石原慎太郎氏へインタビューする際に)「パプアニューギニアやフィリピンを北朝鮮と同列に語るから、暴走老人と呼ばれるんじゃないですか?」
(橋下徹氏に対して)「原発に厳しい意見を言っていたのに、石原さんと組んだ瞬間に意見が変わっていませんでしたか?」
(安倍晋三氏に言及)「首相退陣時の記者会見では、体調不良に一言も触れていませんでしたよね?」
(鈴木宗男の娘・貴子氏に向かって)「お父さんが出れなかったから、代わりに出たんですよね?」
(福島瑞穂氏に痛烈なひと言)「社民党と共産党、政策が似ているのに、なんで一緒にならないの?」

これにとどまらず政党の特徴を解説する際も、公明党は「創価学会の組織票」、未来の党に「負けそうな候補者の駆け込み寺」、自民党に「自民が勝ったんじゃなくて民主が負けただけ」などなど、アグレッシブな発言を連発。リアルタイムで放送を見ていたツイッターユーザーからは「よくここまで突っ込んで訊いてくれるな池上さん…!」(原文ママ)、「テレ東の選挙速報は、タブーにどんどん切り込む歯に衣着せぬ池上彰さんが最強に楽しいと評判です」などと大絶賛だった。

ちなみに同番組では、当確者のプロフィールに表示されるキャッチフレーズが面白いということも話題だった。「スキャンダルをのりこえた党政調会長」(細野豪志氏)、「言うだけ番長」(前原誠司氏)などのほか、「カレー作りに異様な情熱」(石破 茂氏)、「カエルの置物が好き」(岡田克也氏)、「大学の先輩は長州力」(馳 浩氏)といった選挙と直接関係ない“誰得情報”も盛り込まれるなど候補者に興味を持つための工夫が随所に光っていた。「政治=難しい」というイメージをくつがえす、候補者たちのプライベート情報に注目する人も続出。togetterにまとめられると、12月17日10時までに16万PVとなるほどの人気ページとなった。

池上氏の突撃ぶりに熱くなったネットユーザーたちの興奮はさめやらず、ツイッターのほか、同日同番組の2ちゃんねるの実況ch板に立てられたスレッド「池上彰の総選挙ライブ」での更新は番組終了後も続いた。こちらは17日10時までにpart59を終えており、実に5万9000以上ものコメントが投稿された計算になる。

いつも他局とはひと味違う番組を作り、ネット上で話題になるテレビ東京。今回の選挙特番でも、それが如実にあらわれた結果となったようだ。

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