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岡山市PR戦略に踊らされる人続出

2013.02.04 MON

噂のネット事件簿


岡山市出身の甲本雅裕が探偵に変身。地元の伝説を次々と明らかにしていく ※この画像はサイトのスクリーンショットです
1月29日、「桃太郎市」に改名したことを発表した岡山県岡山市。2月1日に続編が明らかになり、ネット住民も舌を巻く巧みなキャンペーン戦略に、大きな注目が集まっている。

岡山市が1月29日に公開した特設サイトには、記者会見風の動画がアップされており、高谷茂男市長自ら出演。

「この度、岡山市は『桃太郎市』に改名いたします。そして新しい市のキャッチフレーズは、『おしい!桃太郎市』です」

と、発表した。すると、昨年展開された香川県の「うどん県」改名、広島県のキャッチコピー「おしい!広島県」などをパロディしたような内容だったため、ネットでは賛否両論が巻き起こった。さらに、「みなさまからさらに愛されるハイセンスな先進都市を目指して頑張ります」と宣言していたものの、動画がアップされたサイトのデザインは、90年代末期~00年代初期を彷彿とさせるチープな作り。「トップ最上段にカウンター」「キリバンゲット!!」「リンクフリーのバナーです」「ヘタウマなイラスト」「フラッシュの多様」など、懐かしいパーツがちりばめられていた。このサイトを見たツイッターユーザーからは、

「このサイトある意味神だろ」
「狙ってダサくデザインすんの難しそう」
「100の質問とか懐かしいw」
「何年前のホームページだよ...いや、逆に新しい?」

と、そのセンスをホメる声が殺到していた。

しかし、岡山市は1日の朝、一転して「市長は鬼に操られていた」「桃太郎市には改名しない」「『おしい!桃太郎市』というキャッチフレーズは使用しない」と宣言。14時に「伝説の岡山市」と名づけられた、新しいサイトを公開したのだ。そこで、同市出身の俳優・甲本雅裕が探偵となって岡山の伝説を調査するという、“本命”のキャンペーンを発表した。今後、「伝説のスイーツ」「伝説の乗り物」「伝説の3文字」などが次々と明かされる予定になっている。

この一連のキャンペーンはネット上で大変な話題となり、当初のチープなサイトのページビューがわずか2日ほどで200万件を超えたほか、本命バージョンのキャンペーンに対する反応も、

「伝説の岡山市になりました(笑)」
「いい企画だ!」
「この間は見事に乗せられて批判してしまったことをおわび申し上げます m(_ _)m」

と、極めて良好。一度は“鬼に操られた”高谷市長だが、今後しばらくは岡山市に注目が集まりそうだ。

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