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日本の「報道の自由度低い」に賛否

2013.02.05 TUE

噂のネット事件簿


報道の自由がない例としては、その他ベラルーシの言論弾圧、トルクメニスタンの情報操作などが挙げられている ※この画像はサイトのスクリーンショットです
パリに本部を置くジャーナリストの国際団体「国境なき記者団」が、世界179の国や地域の「報道の自由度」ランキングを発表し、話題になっている。

それによると、1位はフィンランド。2位オランダ、3位ノルウェー。ワースト3はトルクメニスタン、北朝鮮、エリトリアで、日本は前年23位から大きく順位を落とし、53位と韓国の50位を下回った。

日本が順位を落とした理由について同団体は、東京電力福島第一原発の事故に関する情報が「透明性に欠け、個別取材に対する配慮がほとんどなかった」ことと、記者クラブ再編の失敗を指摘しており、「この急激なランクダウンは警告である」と発表している。この結果をNHKなどが報じると、ネット界の著名人たちも様々な反応を示している。以下、いずれもツイッター上に投稿された意見だ。

■徳力基彦氏(アジャイルメディア・ネットワーク代表取締役)
「日本って普通に生活してる分には、自由な国だと思うんだけど、慣習とか業界の常識とか、目に見えないルールに昔の社会主義国家みたいな空気があるんだよなぁ。不思議な国だ」

■上杉隆氏(自由報道協会代表)
「31も順位を落とした日本の報道の自由度(53位)。もはや記者クラブの悪しき存在は隠しきれないところまで来ている」

■津田大介氏(メディア・アクティビスト)
(日本の「報道の自由度」は)「原理原則的には高いけど自主規制や横並びなど結果的に低くなってるようにも思える。報道の自由が高すぎるから、権力側が情報をメディアにリークすることで、権力に都合良くメディアが使われる。そういう構造もある」

このように、報道の自由度に関して、低いと思うかどうか、見解が分かれた。一方、ネット住民の間でもこのテーマは話題になり、2ちゃんねる・ニュース速報+板に立てられたスレッド「【マスコミ】 “報道の自由度”日本は22位から53位に大幅後退」では、

「報道しない自由ならもっと上かもwww」
「日本の報道はフリーダムに活動してるじゃねーか」
「マスコミ自信が事実上の規制をかけてるようなものだから」(原文ママ)

と、政府の規制などにより「報道の自由が無い」のではなく、日本のマスコミが報道する・しない内容を“自由に”選択した結果、真実が報道されないことがあるだけなのではないかという指摘が目立つ。

何をもって「報道の自由」とするかについてはまだまだ議論の余地がありそうだが、日本の報道のありかたを考えさせられる結果だったことは間違いなさそうだ。

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