ネット界の“旬”なニュースをお届け!

登山家・栗城史多 指切断望まない

2013.02.07 THU

噂のネット事件簿


投稿には、凛々しい表情で指の治療に臨む栗城の写真も添えられている ※この画像はサイトのスクリーンショットです
登山過程のインターネット中継を行うなどの斬新な登山スタイルで、これまで山岳ファンのみならず注目を浴びてきた登山家・栗城史多(30歳)。2012年8月末に4度目となる単独・無酸素のエベレスト登頂に挑戦したが、その際に9本の指に凍傷を負ってしまった栗城は現在、9本すべての第二関節から先を切断しなくてはならない可能性を抱えながら治療にあたっている。

そんな栗城が2月4日、Facebookの公式ページとオフィシャルブログに「奇跡への挑戦」というタイトルで文章を投稿し、感染症にかかりやすくなるリスクを抱えてもなお、指を切断したくない思いを持っていることを記した。

栗城は更新の中で、現在医師からは切断を勧められているが、「未だに粘っています」と、高圧酸素治療・炭酸ガスによる手浴・漢方薬など、切断せずに済む治療法を探っている状況であることを報告。

切断せずにいる理由について栗城は、登山の際のパフォーマンス低下や私生活への影響だけでなく、「この指は僕にとって家族であり、今までの様々な困難を支えてくれた仲間でもあります。ご飯を食べたり遊んだり、昔は野球をしたり、この指との思い出は数えきれないほど沢山あります」(原文ママ)と明かしている。

これまで自身のことを守ってきてくれた指を、今度は自分の意志で守り通したいというのが最も大きな理由のようだ。指を“家族”にたとえた栗城は最後に、「一人も欠ける事なく、家族みんなで元気になって、そして再びエベレストに向かえるように奇跡に挑戦します」と決意を示して記事を締めた。

この栗城の投稿に、Facebookではユーザーからの応援が多数集まっている。投稿からおよそ24時間となる2月5日20時時点で、「いいね!」の数は約9万3000。コメントも約3700件寄せられており、その声は、

「涙がでました。つまらない事でくよくよしてる自分に。Think positiveですよね。がんばって下さい」
「自分の指にこんなにも感謝の気持ちを持てるなんて素敵です。家族、守って下さい!」
「友人がシェアしたのを何気なく読んだだけですが、心を打たれました。指たちの全快、心からお祈りします」
「陰ながら応援しています。看護師をしているといろんな方にお会いしますが、きっと良い方向が見えてくると思います。できることあったら、教えて下さい」

という応援のコメントに加え、様々な治療法を提案する声があがった。加えて、自身や自身の身内にも病気や怪我から“奇跡の復活”をした人がいると知らせるコメントまで、さまざまだ。多くの人が、それぞれのアプローチで栗城の指が治療することを願っていることが伝わってくるコメント欄となっている。

いまだ成功はしていない栗城のエベレスト登頂。はたして、再び“家族”である指をともなっての再挑戦は実現するだろうか。

取材協力・関連リンク

関連キーワード

注目記事ピックアップ

 

編集部ピックアップPR

ブレイクフォト