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「天気予報の責任」は追及すべきか

2013.02.13 WED

噂のネット事件簿


猪瀬直樹・東京都知事の天気予報の責任についてのツイート。リツイートは3100件以上(2月12日15時時点) ※この画像はサイトのスクリーンショットです
天気予報で関東地方に大雪が降ると予想されていた2月6日。都心での積雪のおそれれがあるとして、関東地方のJR各線では朝のラッシュ時に間引き運転をしていたが、都心では積もるほどの雪は降らず、天気予報は完全に外れてしまった。

また、1月28日も同様に東京地方で雪が降ると気象庁は予報していたが、積雪ゼロだった。2回連続で大雪の予報が外れたわけだが、これに対し、猪瀬直樹・東京都知事は、ツイッターで、

「天気予報は科学なのに責任に対する心理に支配され歪んでいる。成人の日に外れたので過剰に積雪量を2度も見積もった。多めに先読みすれば責任逃れができるとする姿勢がもし3度目にあったら責任を追及します。狼少年は許さない。気象庁の自己保身のためにどれだけの組織、人が迷惑を与えられたか」

と発言。つまり、大雪になった成人の日(1月14日)の予報を外しため、その後の予報で積雪量を過剰に見積もったのではないかという考えを表明したのだ。

この猪瀬知事の発言をきっかけに、2ちゃんねるでは「猪瀬都知事『大雪降らなかったじゃねぇか!この狼少年が!次やったら責任追及だ!』」というスレッドが立ち、「天気予報の責任」について議論が展開されている。まずは“責任を追及すべき”の意見はこんな感じだ。

「気象予報士は天気予報の当たり外れに対する責任感が欠落してると思う
年間で予報を何回外したら資格剥奪とかしたらいいのに」
「正論すぎるな。客観的な検証に基づいて一貫性のある予報を出すべき」
「今度ミスったら気象庁は予報禁止な
やりたきゃ天気予想を名乗っていただく」

さらに、予報の的中率アップのために、「気象予報士の給料を天気の的中率で変動させると良い」というアイデアを提案するネット住民もいた。

一方“責任を追及すべきではない”という意見はというと、

「天気予報は悪い方の天気を予想するのが原則というのを聞いたことがある
間違えたら責任追及になれば常に曖昧な表現の予報になるだろうな」
「現実的に起こりうる最高の被害を想定して予報出すんだろうな
これを責任逃れとしていいのか」
「用心して何もなければ喜ぶべき
文句言いだすと安全対策の手抜きにつながる」

など、最悪の状況を想定することで、被害を最小限に抑えることが可能だと考えるネット住民が多かった。

簡単に答えが出る問題ではないが、スレッドの意見を見る限りでは“責任追及すべきではない”が多数派。「備えあれば憂いなし」と考えるネット住民が多いようだ。

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