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ハッカー全国大会で警察官スカウト

2013.03.01 FRI

噂のネット事件簿


全国4カ箇所で行われた地方予選を勝ち抜いた10チームで争われた「SECCON CTF全国大会」。優勝したのは高専生4人と高校生1人からなる、平均年齢約18歳の「0x0」というチーム ※この画像はサイトのスクリーンショットです
2月23日と24日、コンピューターのセキュリティ技術を競う大会「SECCON CTF全国大会(2012年度)」が、東京電機大学東京千住キャンパスで行われた。

SECCONとは「Security Contest」の略。そして、CTFは「Capture The Flag」のことで、公式サイトによると「セキュリティ技術を競うコンテストの総称です。クイズ形式の問題の謎を解いたり、実験ネットワーク内で疑似的な攻防戦を行ったりします」とのことだ。つまり、セキュリティをかいくぐってコンピューターに侵入する技術を競う、ハッキングコンテストというわけだ。

SECCON実行委員会によると、「日本全体のセキュリティ技術の底上げと人材の発掘・育成をはかる」ことを目的に大会は開催されており、主に高校生や大学生が出場している。そんなこの大会に、未来のセキュリティ技術者を獲得するべく、警視庁所属の警察官が訪れた。

毎日新聞が報じたところによると、同大会に出向いた警察官が、出場した学生たちに「警察官としてその技術を正義のために使わないか」などと声をかけたのだという。また、23日夜に行われた交流会では、サイバー犯罪対策課の警察官3人が、サイバー犯罪捜査の重要性をアピールしたとのことだ。

「遠隔操作ウィルス事件」では、誤認逮捕という失態を演じてしまった警察。そういった過ちを犯さないためのハッカースカウトということだろうが、ネット住民たちはどう思っているのだろうか。2ちゃんねる「ハッカー大会で警視庁がPR『警察官としてその技術を正義のために使わないか』」というスレッドを見ると、

「少しは気合入れて自分たちで勉強して見ないか」(原文ママ)
「技術の問題じゃねーだろ
捜査に必要な権限が必要な人間に与えられているかどうかっていう問題だと思うがな」
「外国では凄腕ハッカーは普通に公務員として雇われるし
日本は遅れてる」

などの意見が寄せられていた。どうやら、日本の警察のサイバー犯罪捜査は、不十分なものだと感じているネット住民が多いようだ。

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