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がれき処理進捗46% 福島に遅れ

2013.03.11 MON

噂のネット事件簿


環境省の「広域情報処理サイト」内の「がれきチャンネル」。スライダーを動かすと、がれき仮置き場のBefore/Afterを見ることができる ※この画像はサイトのスクリーンショットです
2011年3月11日に発生した東日本大震災では莫大な量のがれきが発生し、今も粛々とその処理が進んでいる。一時は、放射能汚染などを理由にがれき受け入れへの反対運動が起こり、受け入れを拒否する自治体が登場する騒ぎもあったが、震災から2年が過ぎた今、どの程度がれき処理は進んでいるのだろう?

Yahoo!JAPANが2011年7月に公開した「がれきメーター」では、岩手・宮城両県の県内で処理しきれないがれきの量がメーターで確認できる。3月4日更新分のメーターを見てみると、広域処理(=大量の災害廃棄物を迅速に処理するため、他の自治体にある既存の施設で処理すること)が必要ながれきは合計およそ69万トン。最多は宮城県石巻市で、13.6万トンの広域処理が必要との結果が表示されている。

一方、環境省は、「広域処理情報サイト」という特設サイトを公開し、広域処理の必要性や安全性、進捗状況などを報告している。最新の進捗状況は2月22日に発表されたもので、1月末時点で、岩手・宮城・福島3県で生じた災害廃棄物の処理は46%完了したものの(1628万トン中754万トン)、津波堆積物の処理は18%どまり(1040万トン中189万トン)。なかでも福島県内の津波堆積物の処理率はわずか2%にとどまっている。

同省は3月5日に、災害廃棄物処理の進捗や成果を紹介する「がれきフォトチャンネル」というページを新たに公開した。これは、仮置き場のがれきがどのように減ったのかを、処理前と処理後の写真を比較することで、処理の進捗をわかりやすく確認できるもの。遅々として進まぬように思われる復興事業だが、このような形で進捗状況が確認できることは、歓迎される試みなのではないだろうか。

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