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大量誤発注ツイートがさばける理由

2013.03.15 FRI

噂のネット事件簿


京都教育大の生協にずらりと並べられたプリン。「あほ西(あほな小西)が大変な発注ミスをしてしまいました」という同情を誘うコメントもバカ売れの理由の一端か ※この画像はサイトのスクリーンショットです
人間はミスをする生き物ゆえ、ビジネスシーンで「“0”を1つ多く打ち込んでしまった」というような大きなミスをしてしまった経験をお持ちの方もきっと少なからず存在するはず。そんな“誤発注”を救う便利なサービスとしてツイッターが活躍しているのをご存知だろうか。

ツイッターのそうした使い方が注目を浴びたのは、昨年11月に発生した京都教育大学生協の「プリン誤発注事件」からだ。その事件は、パソコンの入力ミスでプリンが4000個届いてしまったというもので、事態を知った学生がそのことをツイートし一気に拡散。賞味期限が短いプリンは見事に即日完売し、ネット上の美談として一般紙などでもその事実が報じられた。

そして、その後も「誤発注→ツイッターで悲鳴→拡散→完売」というケースが相次ぎ、「レーズンパン」(福岡のコンビニ)、「中華丼」(八王子のコンビニ)、「デコレーションケーキ」(三重県)などの例が登場。

似たようなケースが立て続けに起こっているため、一部からは「“プリン事件”を参考にした“誤発注商売”では?」というような声も上がっているが、おしなべて商品はさばけている。

このような誤発注がなぜ拡散し、善意の輪が広がるのかを分析すると、大量に積まれた商品の画像が笑えること、購入が呼びかけられている商品がどれも値の張るものではないこと、そして根本的には、食べ物が大量に捨てられる(恐れがある)ことに本能的な嫌悪感が働くことなどが考えられる。しかし、ネット住民の“不誠実さをきらう”といった性向を考えれば、それが仮に“ウソ”だった場合、炎上は必至。間違っても「余った商品をさばいてしまおう」などとは考えない方が良さそうだ。

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