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「いいね」で個人の特徴が推測可?

2013.03.19 TUE

噂のネット事件簿


「いいね!」で個人の特徴を推測できるというフェイズブック。統計モデルでは、95%の合致率で「アフリカ系米国人」と「白人の米国人」を区別できたという ※この画像はサイトのスクリーンショットです
フェイスブックでどんな記事や写真などに対して「いいね!」を押したかによって、そのユーザーの人種、性別、IQなどといった個人の特徴を推測できるとの研究結果が発表された。

雑誌『WIRED日本版』のウェブ版「WIRED.jp」によると、研究を行ったのはケンブリッジ大学サイコメトリック・センターとマイクロソフト研究部門による研究チーム。アメリカ国内のフェイスブックユーザー5万8000人の「いいね!」のデータを分析したところ、詳細な個人の特徴を高い精度で推測できる統計モデルが構築できたという。

この統計モデルでは、人種や性別、宗教、恋人の有無、支持政党、知能指数などを「いいね!」から推測できるとのこと。記事によると「ユーザーが21歳に達する前に両親が離婚した」というような複雑な条件でも、60%の合致率で推測できたという。

実名で登録するフェイスブックとはいえ、あらゆる個人情報を公開しているわけではない。それが一般公開されている範囲内の「いいね!」の情報を分析することで、個人の特徴が推測されてしまうとなると、少々怖いような気もするが、日本のネットユーザーはどう感じているのだろうか。ツイッターでのこのニュースに対する言及を見ると、

「統計学は怖いっすな。どんな小さな情報からでも傾向を引き出す」
「眉唾だけどこれが発展してその人の性格分析がなされるようになるとおちおち『いいね!』も押せない」

などと、「いいね!」の分析にいくらかの脅威を感じているネットユーザーが確認できた。しかし一方では、こんな意見も。

「ジャパニーズ義理いいね!STYLEをどう分析する?」
「見かけた大抵の友達の記事にいいねしちゃうんだけど」

つまり、投稿の内容ではなく、誰が投稿したかによって“義理”で「いいね!」を押すことの多い日本人に対しては、統計モデルが通用しないのではないか、という指摘がなされていたのだ。

たしかに、この統計モデルはどんなことに「いいね!」を押したかという点でユーザー情報を推測するものであり、内容と関係なく押された「いいね!」が多い場合は、分析が難しくなりそうだ。しかし一方では、「日本人は“義理いいね!”が多い」という傾向が導き出される可能性もある。今後、各国民の性質をかんがみた統計モデルが生まれてくるかもしれない。

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