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自民「文系入試も理数必須」に賛否

2013.03.28 THU

噂のネット事件簿


安倍首相の肝いりで文系も理数必須に? ちなみに安倍首相が卒業した成蹊大学法学部の入試は、現在理数系科目抜きでも受験可能 ※この画像はサイトのスクリーンショットです
3月25日付の産経新聞が、自民党がすべての大学入試で理数科目を必須とすることを提言する方針との記事を掲載。文系・理系人間の双方から驚きと賛否の声が上がっている。

記事によると、自民党は理数教育の充実のため、文系を含むすべての大学入試で理数科目を必須とすることや、小学校の理科の授業をすべて理科専門の教師が行うことなどを提言するという。ご存じの通り、現在の大学受験は理系と文系に大きく分かれており、私立文系は、数学や理科を選択しなくても受験することが可能だ。

この報道はネット上でも大きな反響を呼び、産経新聞の当該記事には2500件以上のツイートが殺到している。ツイッターユーザーからは、

「もし俺の受験の時にやられたら絶対大学受かってなかったわ」
「早めに生まれといてよかった」
「こんなことされたら俺みたいなやつが行ける大学なくなるからやめれ」(原文ママ)

と、自分の学生時代にこの話がでなくてよかった、とほっとする“大人”たちの声のほか、「それより選挙の立候補者は道徳を必須に」「国会議員にも算数のテストするかい?」といった皮肉も登場している。このほか、

「これはいいんじゃないかな」
「SEになって数学に苦しむ文系や、経済学が数学の塊と知らずに入る文系がいますからねぇ~」
「理数が苦手だから文系に行くなんていう輩は大学行ってもダメだしこれでいいと思う」

といった賛成意見と、

「自分は出来もせんかったことを若者に押し付ける」
「必須にすれば伸びるという考えは間違い」
「ゆとりとかふざけたことやってたくせにふざけんな」

といった反対意見が上がっており、賛否は大きく割れている。

自民党のHP内に掲載されている教育政策に対するビジョンを見てみると、「ゆとり教育の悪しき側面を反省し…」「大学教育の到達目標を定め」といった文言が登場し、「高等教育の質の向上」という欄には「入試は理系、文系の区別を廃止」という一文が記されている。

この提言が実現すれば、昨今巷でささやかれる「算数ができない大学生」などは存在しなくなりそうだ。一方で、これから大学受験を考えている子どもたちはもちろん、学習塾や予備校などの教育産業への影響は莫大。従来、国立大学入試は文系でも理数系試験を課す大学が多いが、近い将来「文系なんで…」という言い訳が通用しない時代が到来するのかもしれない。

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