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「振り込め詐欺」新名称何になる?

2013.04.22 MON

噂のネット事件簿


堅いと思われている企業や組織の、絶妙な「公式やわらかツイート」は人気が出る ※この画像はサイトのスクリーンショットです
警視庁は4月17日、「振り込め詐欺」に代わる新名称の審査結果の発表を5月上旬ごろまで延期すると発表した。

昨今の「振り込め詐欺」の手口は、直接現金を手渡しする手法に変化してきており、それに合わせて犯行実態をより的確に表現するため、警視庁が3月21日から新名称の募集を開始していた。応募総数は郵送で8484件、Twitterで5620件と、なかなか反響があったようだ。応募数に貢献しているかは不明だが、ネット上でもこの話題は盛り上がりをみせていた。「#振り込め詐欺新名称」をつけて投稿すればいいという手軽さもあり、ツイッターではユーザーたちが新名称の募集を「大喜利」のテーマとみなして、にぎわうという展開に。

「身内なりすまし金銭要求詐欺」
「超最悪チョベリバ性格悪~い詐欺」
「ふりーこみゅこみゅ」
「サギノミクス」

など、すっかり“ネタ”的なネーミングも多数投稿された。警視庁犯罪抑止対策本部の公式ツイッターは「新名称に多数の応募をいただきありがとうございます。大喜利状態の中にもなるほどと感心させられるものもあり、審査が楽しみです」とつぶやいており、悪ふざけに見えるツイッターのにぎわいも歓迎しているようだ。ツイッターでの過熱ぶりと想定外に多く寄せられた応募作品から、発表を延期したものとみられる。

新名称の募集により注目を集めた、警視庁犯罪抑止対策本部の公式ツイッター。今回の一件により、警視庁犯罪抑止対策本部のつぶやきそのものの面白さに魅了されるユーザーが増えているようだ。通常は、

「オレオレ詐欺入電中(立川署)■現在、立川市内に、甥をかたる者からウソの電話が入っています。■電話の内容は…」

などと、リアルタイムな事件情報をつぶやいている。だが、時折「(本日は、花金です。ほぼ死語ですが、復活させたいです…)(甲)」といったやわらかい投稿もあり、そのギャップで人気が出てフォロワーを急増させているようだ。

ネット上での盛り上がりによって、多くの人に振り込め詐欺について関心をもってもらうことは成功した。しかし肝心なのはその後――自分や家族が被害に遭わないよう、個人個人が注意することが大切なのはいうまでもない。

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