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村上作品 痛快?「★1」レビュー

2013.05.08 WED

噂のネット事件簿


『1Q84』以来の長編小説。“観念的”な村上ワールド全開に賛否両論 ※この画像はサイトのスクリーンショットです
作家・村上春樹氏が4月12日に発表した新作『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』(文藝春秋)の感想が、ネット上で話題になっている。

2009年から続く『1Q84』シリーズ(新潮社)は売り切れになる書店が続出するなど、発売のたびに“社会現象”となる村上作品だが、爆笑問題の太田光は、自身がパーソナリティーを務めるラジオ番組『爆笑問題カーボーイ』(TBSラジオ)で「人気を支えているのは、ファッションとして読む人たち」と言及。村上作品は非常に解釈が困難であり、そんなに幅広い層が楽しめる ものではないのでは…と分析した。

太田曰く「しかも、内容は薄い」という同作品。ネットには、早速読者の感想が多数アップされており、なかでもAmazonに投稿されている、あるカスタマーレビューに注目が集まっている。

そのうち、賛同者が多いため「評価が高くない有用性のあるレビュー」とされているのが、星1つの評価をつけ、「孤独なサラリーマンのイカ臭い妄想小説」というタイトルでバッサリ斬ったもの。6160字におよぶ“大作”レビューで、「いろんなところに目をつぶってみても開始何ページ目かでボクはあまりのオシャンティーぶりに卒倒しそうになりかけました・・・・」「孤独なサラリーマンの妄想小説なのですな・・・。いやー・・・そんなイカ臭い妄想には付き合っていられません・・・」(すべて原文ママ)と、“現実離れしている”村上ワールドを痛烈に批判。登場人物と己の実生活との乖離ぶりを延々とつづっているのだ。

あまりにも長く、思うままをぶちまけたレビューに、2ちゃんねる・ニュー速VIP板で、「村上春樹の新作のレビューワロタ」というスレッドが立てられると、

「本編より面白い」
「斜に構え過ぎて背中向けてるレベル」
「こいつは何読んだら面白いと感じるのだろうか」
「小説って大概妄想オナニーだろうが」
「こいつと友達ならおもしろいと思うけど
文才はないと思う」

などと話題に。その後、 このレビューにAmazon上でもコメントが多数つけられる事態になり、

「私が村上氏の作品に感じていることを全て言ってくれてありがとうございました。とても痛快でした」
「あの痛さをここまで見事に伝えられる貴方の才能に脱帽しましたw」

など、“レビューが痛快”といった内容の投稿をする人が続出。 なかには「批判的な内容にもかかわらずあまりにもレビューの文章が面白すぎて逆に読んでみたくなってしまったではないですか!」という声も。

5月7日18時現在、同作品に寄せられているAmazonでのカスタマーレビューは329件あり、内訳は

星5つ:98
星4つ:79
星3つ:66
星2つ:34
星1つ:52

と、票が割れている。賛否両論巻き起こっているが、どのような形でも話題になる「春樹作品」の注目度の高さが、新刊でも証明されたともいえよう。

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