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食べログ情報 どこまで信用する?

2013.05.13 MON

噂のネット事件簿


事前に行きたいお店の詳細を知るために、グルメサイトを参考にするユーザーも多いだろう ※この画像はサイトのスクリーンショットです
5月8日、札幌市の飲食店経営の男性が、ユーザー評価が集まるクチコミグルメサイト「食べログ」に店の情報を掲載したところ、「料理が出てくるのが遅い」「おいしくない」など、事実と異なる内容を投稿されたとして、同サイトを運営するカカクコムに店舗情報の削除と220万円の損害賠償を求め、札幌地裁に提訴した。

「食べログ」には5月10日9時現在、74万3573店舗 、441万2209のクチコミが掲載されている。2012年には、掲載されている店の評価を上げる投稿をする「ステマ業者」がいるとして、話題になったこともある。

今回の訴訟は、ネット上でも大きな話題となっており、2ちゃんねるに立てられた「『食べログに《おいしくない》ウソ書かれ、客激減』飲食店経営者、カカクコムに削除と損賠求め提訴…札幌地裁★3」というスレッドには、

「美味しい、美味しくないとか主観でしかないから。キリがない」
「現実的ではないが、本当の生の声が欲しければこれからはレビュアーも身元調査が必要だろ」

など、個人の嗜好が反映されやすい“味の評価”を、不特定多数の人が行うクチコミグルメサイトのモデル自体にそもそも無理がある、とする意見が書き込まれた。

一方で、

「好みは当てにならん。
店の雰囲気とか、そっちしか見ないようにしてる」
「食べログは、店の所番地や営業時間、メニューをシルためのもの」
「料理写真は参考になる」
「味は参考にしたことないけど接客態度は重要視する」
(すべて原文ママ)

など、店の雰囲気や店員の接客態度などを事前に知るという目的で利用すれば、有用な使い方ができる、とする意見も見られた。

グルメ情報を得る手段として、すっかり定着した感のあるクチコミグルメサイト。確かに味については個人の主観であるため、今回の判決の行方が注目されるが、ネットユーザーにとっては「ネット上のクチコミ情報」の受け取り方について、改めて考え直す機会になっているようだ。

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