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ネット履歴保存義務化案に疑問の声

2013.05.27 MON

噂のネット事件簿


自民党の治安・テロ対策調査会の治安強化を目的とした提言に盛り込まれているという「ネット通信履歴保存義務化」法整備の検討。いったい誰が何の履歴を保存することになるのだろうか? ※この画像はサイトのスクリーンショットです
自民党の治安・テロ対策調査会は5月21日、「世界一の安全を取り戻すために~緊急に取り組むべき3つの課題」という提言を取りまとめた。自民党公式サイトによると、この提言は、「持続可能な民間の安全形成システムの強化」「サイバー犯罪等新たな対応を必要とする犯罪対策の強化」「頼りがいのある治安インフラの確立 」の3つで構成され、サイバー犯罪に対処するための、官民による新組織「総合的サイバー犯罪対策のための産学官連合」(日本版NCFTA)の設置も盛り込まれている。

そして、今回の提言について、ネット上で特に話題となっているのが、ネット通信履歴の保存義務化案だ。21日の読売新聞の報道によると、治安・テロ対策調査会はサイバー犯罪の容疑者特定や追跡を目的としてインターネットの通信履歴の保存を義務化する法整備の検討を提案しているとのこと。今月中にも安倍首相に提出することになるという。

現状ではあくまでも「提言」の段階だが、近い将来に現実化する可能性もある「ネット通信履歴保存の義務化」。2ちゃんねるの「【政治】ネット履歴保存の義務化…テロ対策へ自民提言案」というスレッドでは、

「監視社会キタ?」
「履歴ってやっぱ、エロの検索履歴も?」

などと、ネットの通信 履歴をすべて保存されてしまう可能性に触れ、不安を抱くネット住民も多かった。しかし、報道では「何の履歴を誰が保存する」といった具体的な内容が明らかにされていないことから、

「これって何がどうなるの?
サーバの通信ログをずっと保持するってこと?
それともプロバイダの契約者の通信情報の保持?」
「これ国民全員の履歴保存とか無理だよ」
「これ、どれくらいまで保存義務発生するんだ?
3年間とかいわれたらプロバイダーのログの量どれくらいになるんだよ」

と、疑問を抱くネット住民も多い。また、仮に通信履歴の保存義務が生じたとしても、

「『間違えて踏んだ』『騙されて踏んだ』があるのに、履歴なんか保存してなにか意味あるのかね」
「っていうか、今でさえ
2chでわけのわからん嫌がらせURL踏んで、
履歴に幼女のビデオとか表示されてるのに…」

などといったように、間違えて不適切なサイトを閲覧してしまうケースがあることを指摘する声も少なくなかった。

いずれにしろ、ネット住民からは疑問の声が多い、ネット通信履歴保存義務化の案。今後の議論から目が離せない。

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