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年金支給68歳案にネット民猛反発

2013.06.06 THU

噂のネット事件簿


ネット中継も行われた社会保障制度改革国民会議(http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg7970.html)。過去の会議の模様はアーカイブ化されている(6月3日分は後日アップロード予定とのこと) ※この画像はサイトのスクリーンショットです
政府の社会保障制度改革国民会議は6月3日、公的年金制度に関する議論を行い、年金支給開始年齢の引き上げの検討を、8月末にまとめる提言に盛り込むことを決めた。ネット上では、支給開始年齢引き上げに対する反発の声があがっている。

2013年から2025年にかけて、60歳から65歳へと段階的に引き上げられることが決定している支給開始年齢(男性の場合。女性は5年遅れのスケジュール)。今回の社会保障制度改革国民会議では、それをさらに引き上げる必要性について議論された。同会議会長の清家篤・慶應義塾長は、会議後の記者会見で「(年金開始年齢の)67~68歳への引き上げはあってしかるべきだ」とも述べている。

過度な高齢化社会を迎えるあたり、年金制度を持続するには支給開始年齢の引き上げが必要不可欠ともいわれているが、ネット上では反発する意見が圧倒的に多い。2ちゃんねるニュース速報板の「【俺ら完全死亡】 年金支給開始年齢、最低でも68歳に引上げ 俺らの頃には90歳まで引き上げあるでこれ」というスレッドを見ると、

「勝手にコロコロ変えるんなら
いままでに納めた保険料返せや」
「65歳でもどうかなって思うのに68歳とかこれもう払うだけ無駄だろ」
「むしろ金額下げていいから60から支給しろよ」
「どうせ支給額も減らすんだろ
68まで何しろと?役員やらしてくれんの?」

などと、退職後の生活を不安視するネット住民が続出している。さらには、

「つかこれ逆効果で生活保護者を増やすだけなんじゃねーの」
「支給開始年齢引き上げると、まともな納税者は貯蓄に励む。消費増えない。
貧乏人は破産してますます生活保護増える」
「70歳からにしたが年金の支出は減ったが生活保護の支出が大幅に増えたでござる
とこうなるわなw」

と、年金と並ぶ社会保障分野での大きな問題である生活保護受給者の増加につながるのではないかとの指摘もあった。

ちなみに世界銀行のデータによると、現在の年金制度が始まった1961年の日本人の平均寿命は68.31歳。それが2011年には82.59歳にまで上がっている。そんな現実もあってか、前述のスレッドでは、

「つーか、平均寿命伸びれば当たり前だろ
欧州はすでに引き上げているぞ」
「でも最近の60代って若くて全然爺さんに見えないようなのばっかだよね
平均寿命も伸びてるわけだし全然働けるのでは」

と、引き上げ許容派のネット住民も少ないながら見受けられた。

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