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京都版「トキワ荘」は成功する?

2013.06.11 TUE

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家賃は光熱費やインターネット接続料を含め、4万8000円~ ※この画像はサイトのスクリーンショットです
京都市は6月6日、漫画家の卵を育成・支援する「京都版トキワ荘事業」で、入居者の募集を開始。まず男性向け物件で、定員は5人、入居期間は最長3年。原則として18歳以上、30歳未満が対象。9月からは女性向け物件の募集も始まるという。

京都版トキワ荘事業の運営は、若者たちが未来に希望を持てる社会を創ることを目的に設立された非営利団体「NPO法人NEWVERY」が担当。同団体は、2006月8月からすでに東京で同様の「トキワ荘プロジェクト」を運営している。東京でのプロジェクトは開始しており、家賃だけなく、講習会の企画や、漫画関係の仕事・アシスタント先の紹介およびプロデュースなど、デビューに向けて様々なサポートも行ってきた。今回は、その“京都版”となる。

“東京版”では、6月10日現在までで21の「トキワ荘」があり、17が満室。今年2月15日には、入居者である坂本拓さんの読切『潔癖系男子青山くん』が月刊少年ライバル月例コミック新人賞に入選するなど、すでに数十名の漫画家がデビューしている。

京都の伝統建築の京町家での“京都版”でも支援内容は同等で、さらに国内外の作品30満点を所蔵する京都国際マンガミュージアム(中京区)に無料で出入りできるという“特典”も。ツイッターでは早速、

「マンガミュージアムの資料を手軽に使えるとしたら確かに便利かも」
「色々バックアップもあるしいいなあ…!」
「京町屋で漫画を描く。これは憧れる~!」
「おもしろげ」

と興味をもつ人の声があがったが、「こういうのって、勝手に生まれる場所であって、作り上げるものでは無いと思うけどなぁ」というつぶやきも。

2ちゃんねるに立てられたスレッド「【社会/まんが道】平成版トキワ荘、漫画家志望の入居者募集 /京都」でも、

「まず出版社作れよ」
「結果的に成功した人がいたって話であって
狙って住んだわけじゃないだろ」
「核となる作家がいなけりゃ誰も集まらんだろうに」
「今の時代なら同人サークル支援した方がいいんじゃねえの?」

という厳しい見方が多い。

そもそも京都は京都精華大学のマンガ学部、京都造形芸術大学のマンガ学科など、マンガ文化の振興には積極的。今後トキワ荘を拡充させ、マンガ文化の発信基地となることを目指しており、このプロジェクトもその一環。3年後の効果に期待したい。

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