リンゴのお酒シードルが世界的ブームに!?

夏の一杯「泡系ドリンク」が人気

2013.06.18 TUE


これがイギリス系のスタイル。サーバーから「キリン ハードシードル」が注がれると、リンゴの爽やかな香りが広がる
仕事終わりにキリッと冷えた一杯が恋しくなる季節。ビアガーデンは定番人気だけど、最近はシャンパンやスパークリングワインを飲む人も増えているという。これまで“泡系”のお酒は“ハレの日”に飲まれるイメージが強かったが、女性を中心にカジュアルなシーンで楽しむ人が増えているようだ。

事実、スパークリングワインの輸入量は12年前に比べて約3倍に増加(財務省「貿易統計」より)している。特に売れ行き好調なのは、家庭向けの比較的安価なスパークリングワインだという。

そして、こうした“泡系”ジャンルで世界的にブームの兆しを見せているのが「シードル」だ。リンゴをそのまま発酵させたお酒で、欧米諸国では若者と女性を中心に数年前から愛好家が増えている。

シードル年間消費量世界1位を誇るイギリスでは、「サイダー」といえばシードルのこと。多いところでは20種類もラインナップしているパブもある。なんでも、今やイギリスではビールの5分の1に迫る市場規模なんだとか。世界的には、瓶に入ったフランス系のシードルに比べ、サーバーから注がれるイギリス系のシードルがアメリカやオーストラリアでも人気を集めているそう。

日本でもこの夏、キリンから「キリン ハードシードル」が登場。りんごの爽やかな酸味と香り、キレ味ある口当たりが特徴で、本場イギリススタイルの「日本人の口にあったシードル」として好評だ。従来のシードルに比べて甘さを抑えているため、「カクテルだと甘すぎて料理と合わない」という人にもぴったり。どんな料理にも合うが、特に油っこい料理や濃厚な料理とは相性抜群。リンゴの酸味が口の中の油をスッキリと流してくれる。

ちなみに、「キリン ハードシードル」はフレッシュさを追求するため樽サーバーのみでの販売。現在、東京と神奈川の一部飲食店のみでの取り扱いとなっているが、夏本番に向けてさらに広がりを見せそうだ。

他にもこの夏は、近年人気の「スパークリング日本酒」も、各酒蔵メーカーが新商品を続々とラインナップするなど“泡系”ジャンルはさらなる広がりを見せている。この夏は、シュワシュワ爽快なお酒で乾杯しよう。
(末吉陽子/やじろべえ)

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