女子はそんなに欲しないみたいだけど…

オトコはどうして肉が好きなのか?

2013.07.10 WED


ステーキ、とんかつ、焼き肉、ハンバーグ。ああ、聞いただけでヨダレが出てきそうです。野菜不足を気にしつつも、ついつい肉ばかり食べてしまうこの性分。思えば疲れがたまったときも、仲間で盛り上がりたいときも、僕ら男子はなぜか肉に走りますよね。

「肉にはタンパク質が豊富です。タンパク質は消化の過程で20種のアミノ酸に分解されますが、ここには食事からしか摂取できない9種類の必須アミノ酸も含まれます。つまり肉は、必要な栄養素を摂るのに効率的なのです」とは、「味の素KK健康基盤研究所」の初代所長で、東京大学名誉教授の高橋迪雄先生。必須アミノ酸が不足すると、脳の活動量が下がり、疲れやダルさが表面化するらしく、その状況を肉が一挙に解決してくれることを脳は経験的に知っているため、例えばニオイを嗅いだだけで元気になってしまうこともあるのだとか。

まさか脳が肉を欲していたとは。でも、女子には肉をガツガツ食べるイメージはありませんよね。ノルウェーの研究文献によれば、女性は消化しやすい食物を好むため、典型的な「胃にもたれる食物」である赤身の肉を避ける傾向にあるのだとか。また、美容やダイエットを気にして、との側面も。

「その点、男は女より、食事を選ぶ際に栄養素を気にしない傾向にあると、国民栄養調査でも出ています。面倒なことをあまり考えず、おいしいもの、好きなものを選ぶと、結果的に肉が増えるのでは?」

とは、『快楽の脳科学』の著者である医学博士の廣中直行先生。チンパンジーが肉を分けるときにも、オスが率先して食べるという観察結果もあるようで男子の肉好きは、もはや本能なのかもしれません。

てなわけで、最後に熱いステーキをガブリ! ウマイ! ていうか気持ちいい!

「肉に含まれる脂肪分は、ドーパミンという脳内物質の分泌を促します。これが快感につながっているのでしょう」(廣中先生)

やっぱり肉は、男にとって永遠のロマンなのかも!?

※この記事は2008年に取材、掲載した記事です

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