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米FB上場で地元の平均賃金2倍に

2013.07.05 FRI

米SNSフェイスブックの本社所在地である、カリフォルニア州サンマテオ郡の2012年第4四半期の1週間あたりの平均賃金が、前年同期比107.3%増、3240ドル(約32万6000円)となったことがわかった。同社のIPOによる社員の株式売却によって、統計に現れたと見られる。米労働省が発表した調査結果で明らかになったもの。

サンマテオ郡はフェイスブック本社所在地メンローパークがある。1週間あたりの平均賃金が前年同期比で2倍以上の3240ドルとなった。2位のニュヨークに1100ドルの大差をつけているほどだ。年収に換算しても16万7700ドル(約1674万円)となった。

地区       平均週給  増加率

サンマテオ    32万円   107.3%

NY       21万円    11.5%

サンタクララ   19万円  ―

サフォーク    17万円     ―

フェアフィールド 17万円     ―

ワシントンDC  17万円 11.5%

サンフランシスコ 16万円 ―

ダグラス     15万円 48.0%

時期的に符合するのが、フェイスブックの制限付き株式が2012年第4四半期に、社員らに付与されたことだ。

グーグル上場時にも効果が
フェイスブックは昨年2月に上場申請を行い5月に株式上場。同11月には制限付き種類株を従業員らに付与していた。過去にもこうしたことはあり、ストックオプションやボーナスの付与、人口の大移動などは平均を押し上げる効果としては十分に説明がつく。

また、IT企業の上場が相次いだことも2倍以上という極端な数字に表れていると見られる。2014年にグーグルが上場した際には、本社所在地のサンタクララ郡や隣接するサンマテオ郡は高い平均値を出していたものの、NYなどとの比較では低かった。

ただ、グーグルは、カリフォルニア州全体で2006年4月の個人所得税の税収が前年比で60%以上も上回ったという。これは株式売却によるものと見られている。

記事提供元/YUCASEE MEDIA(ゆかしメディア)

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