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メール宛先は3人までルール!?

2013.07.08 MON

イタリア高級車ブランドのフェラーリは、社内での従業員間の電子メールのやりとりに関して、同じ内容のメールを送るのは3人以内、つまり4人以上に同じメールを送らない、とする社内ルールを設けた、と発表した。意思伝達をメールではなく、もっと会話を増やすことを目的としたもの。7月3日からすでに実施している。

「同僚との会話する機会を多く、メールは最小限に」。

こう題された発表には、フェラーリは「これまで多くの従業員が、1日の平均的な就業時間内に、自分に関係のないEメールを受信することで、効率の悪い、無駄な時間を消費していました」と説明している。

同社に限らず一般的にオフィスワーカーの事務作業時間全体の15%が、メールに費やされているとも言われている。

そこでフェラーリは「ひじょうにシンプルかつ明確な業務命令を発令することで、この問題の芽を摘むことを決定しました」という。メールを減らす代わりに、会話での支持を明確にして時間効率の短縮を行う。

 フェラーリは、2012年の年間売上高は過去最高となる24億3300万ユーロとなった。また、最終利益も同じく前年同期比で約18%増の2億4400万ユーロとなった。

だが、今後は製造台数を制限することや、電気自動車、4ドアなどラインアップの多角化戦略についても否定し、一貫してブランド維持を目指していく方針をすでに明らかにしている。 

社内のメールについても、コミュニケーションもそうだが、作業効率の見直しという意味も含まれているだろう。業績が好調ないまこそ、守りに入らずに今後を見据えた業務改善の対策を打ち出している。

社内のメールの制限や禁止については各企業とも、それぞれが独自の取り組みを行っている。

フランスの大手IT企業Atosは、ティエリ・ブルトン社長が、社内のメールのやりとりの時間を問題視し、現在は使用していない。また、2010年には、プロ野球阪神タイガースの南信男球団社長がメール禁止令を出すなど、社内メールに対して何らかの問題意識を持つ企業トップも一定数いるようだ。

記事提供元/YUCASEE MEDIA(ゆかしメディア)

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