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英銀行業界、2436人が億越え!?

2013.07.17 WED

European Banking Authority(欧州銀行監督局、以下EBA)は、2011年の欧州連合(EU)や欧州内の銀行に勤務するバンカーの給与統計の調査結果を15日発表し、100万ユーロ、日本円にして1億円プレーヤーでは英国が圧倒的に多く、合計2436人だった。

EBAがEU域内の銀行のデータを調査したもので、以下は1億円プレーヤーが多かった順に並べた。

英    2436人
独    170人
仏    162人
スペイン 125人
イタリア 96人
オランダ 36人

欧州の金融センターであるシティを抱える英国が2436人と圧倒的な数だが、そのうちわけは、投資銀行1809人、リテール85人、アセットマネジメント182人、その他360人となった。特に投資銀行とアセットマネジメンの部門は他国と比べて、はるかに多い人数となった。

 ちなみに、財政赤字の解消のために緊縮財政を続けている英国だが、2011年から銀行税を新たに導入するなど、業界への圧力を強めている。そのためか、2010年からはわずかだが、1億円プレーヤーが減少していることになる。

2010年は2525人で、そのうちわけは投資銀行1934人、リテール71人、アセットマネジメント162人、その他358人となった。

また、欧州でも高額所得者への課税強化に最も熱心な仏は、2010年から11年にかけて1億円プレーヤーの減少幅が大きく、約45%も減少している。

◆2010年
合計292人(投資銀行220人、リテール5人、アセットマネジメント17人、その他50人)

◆2011年
合計162人(投資銀行101人、リテール5人、アセットマネジメント13人、その他43人)

100万ユーロ以上の高額所得者に75%の所得税課税を課す法案は立ち消えとなったが、2014年度から、企業が従業員や役員に対して100万ユーロ以上の給与を支払う場合には、企業に75%の税率を課すという新たなルールも国会で通す方針でもいる。そうした圧力は今後も多かれ少なかれ受けそうだ。

記事提供元/YUCASEE MEDIA(ゆかしメディア)

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