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伝説の投資家が語る有望投資先

2013.07.19 FRI

「過去の人」になりつつあった、ヘッジファンド界のレジェンド、ジョン・ポールソン氏が、17日に米ニューヨークで行われた投資家向けカンファレンスに出席し、「これからは家と金だ」との相場観を述べた。

米CNBCによると、ポールソン氏は「住宅市場はまだ始まったばかり。今後5~7年はチャンスがあり、今年はその最初の年になるだろう」とした。

また、金相場については、NY先物が1オンス=1200ドル台まで下げているが、こちらについても「金相場が回復すると確信している。将来のためのインフレヘッジを探しているのならば、金はまだまだ良い投資先だ。FRBが、時間をかけてお札を印刷した結果、インフレへの理論的な根拠は消えていない」と述べた。

ポールソン氏の運用会社ポールソン&カンパニーは2007年に、サブプライムローンの破たんに資金を投じようと、住宅ローンのクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)をたんまりと購入。わずか1年間で日本円にして1兆円以上の利益を叩き出し、レジェンドとなった。

その後は不振の年が多く、旗艦ファンドのアドバンテージ+をはじめ、ゴールドファンドなども金相場の急落につられて下落していた。

しかし、その一方で2009年に組成した不動産のファンドが好調だと伝えられている。

 全米主要10都市の一戸建ての再販価格の指数であるS&Pケースシラー住宅価格指数では、2012年6月からは、毎月プラスが続いており、今年3、4月には前年比10ポイント以上の上昇を示しており、住宅市場の底入れは終わったとの見方は広がっている。

あながちポールソン氏の強気発言は裏付けがないわけではない。

2009年に組成した、ポールソン・リアルエステート・リカバリーファンドは5200万ドルの私募資金で始まったが、すでに資産額は2倍以上になっているという。リーマンショックで下げた不動産を買い集めているのだという。

また、今年に入ってからも、ポールソン・リアルエステート・ファンド2LPという不動産のファンドも組成している。

今年は、通信3位のスプリントネクステル株が、ソフトバンクによる買収合意で大きな利益を出すなど良い話題も出てきた。

マクロの大物が復活なるか。

記事提供元/YUCASEE MEDIA(ゆかしメディア)

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