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江戸時代の日本のすごさが語られる

2013.08.05 MON

噂のネット事件簿


葛飾北斎の代表作「富嶽三十六景」の「神奈川沖浪裏」。スレッドには、「現代の映像技術で波をストップするとまさに北斎の絵の通りなんだそうな」といったコメントも見られる
1603年に徳川家康が征夷大将軍に任命されて以来、江戸城が新政府軍に明け渡されるまでの265年間続いたとされる「江戸時代」。日本史において最も重要な時代であり、また200年以上にわたってひとつの家系による政権が続いたという世界史でも稀有な時代だった。そんな江戸時代についてネットユーザーたちが語る2ちゃんねる・ニュー速VIP板のスレッド「『江戸時代の日本すげぇー!』ってなる知識教えてくれ」が、まとめサイトなどにも取り上げられ注目を集めている。

そのタイトルの通り、江戸時代の偉人や庶民の生活についての感心するような知識が集まっている同スレッド。まず、偉人として複数の人によって名前が挙げられているのが、世界で初めて全身麻酔を用いた手術を成功させたとされる外科医・華岡青洲や、「富嶽三十六景」などの代表作で知られる浮世絵師・葛飾北斎。そして、伊能忠敬だ。

17年という年月をかけて全国を測量し、日本の歴史上初となる正確な実測地図「大日本沿海輿地全図」を完成させた伊能忠敬と同地図については、

「のちに外国人がびっくりしたらしいな
シーボルトが持ち出そうとしたくらいだし」
「忠敬『やべ!歩いて平面地図描いたけど繋がらない!そういや地球って丸いんだっけ……』→自己流で計算して直しちゃう」

といった雑学や解説の声が書き込まれている。このほか個人では、「平賀源内が『本日土用丑の日』ってウナギの売り文句作ったのは有名だよな 21世紀の今でも使われてるという凄さ」と、そのコピーセンスに感心する声なども見られた。

そして同スレッドでは、現代にもつながるような“生活の知恵”に関する書き込みも見られる。それは、「リサイクル」だ。

「長屋の共同便所の人糞を近郊の農家が買い取っていた」
「古着は回収するし古紙は漉き直しとかしてリサイクルリサイクルリサイクル
自然由来のものしかないから全部還元還元」

などのコメントが書き込まれている。“100万都市”であった江戸では、自然とリサイクル文化が発達したようだ。

そのほかに書き込まれている声の一部は、以下の通りだ。

「寺子屋で和算の微分と積分を教えていた
ついでに祭りで計算があってたら景品がもらえるような屋台もあった」
「ヨーロッパで宗教絡みの殺し合いしてる頃日本では町人文化が栄えてたんだから凄い
日本の国民性は江戸時代に作られたと思う」
「江戸は埋め立てで井戸水が出ない地域が多かったから
すでに水道が発達していた」
「庶民が好きなもの作って好きなように売ってた
その技術力・芸術性の高さは半端なくて来訪した外人が感動して買い占めるほど」
(すべて原文ママ)

どれもユーザーが自らの得た知識で書いているものであり、すべてに関して出典等が明らかになっているわけではないが、時代劇や教科書からは知ることができない“トリビア”の数々は、閲覧した多くのユーザーを感心させているようだ。同スレッドにはほかにも、実に様々な知識が紹介されている。

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