日本1周ご当地不思議巡り/第19回

宮崎県民は人付き合いがいい?

2013.09.23 MON


南国気分を味わえる宮崎では、なんとモアイまで!このモアイに会いに行く時には「てげてげ運転撲滅!」の看板を見かけました
「どげんかせんといかん!」のキャッチフレーズで知られる東国原前県知事によって、全国へのPR活動に精を出した宮崎県。マンゴーに日向夏など南国情緒あふれる特産品は広く知れ渡りましたが、実はもうひとつ、ユニークな特徴があるとか。

それは「人付き合いの良さ」。

総務省「平成21年度 全国消費実態調査」によると、宮崎県は「つきあい費」が全国2位。つきあい費とは、親睦又は交際的要素のある会費だそうで、宮崎県民はそれだけ親睦を深め合っているということでしょうか?

少し前のデータになってしまいますが、NHK出版「現代の県民気質-全国県民意識調査」によると、「自分の住む県が好きか?」という質問に対して「YES」と答えた人の割合が1996年の調査では全国2位、同様に「土地のことばが好きか?」は全国4位、「地元の行事や祭りには積極的に参加したい」は全国2位、など、郷土への愛着や地元に対する意識が強いことが読み取れます。

実際、皆で集まることが多いのでしょうか? いざ宮崎市内の飲食店に夜お邪魔してみると、大人だけのグループに加えて、子供連れの飲み会も多く見かけました。聞くところによると、1週間に飲む回数は多いそうで、なかには5回以上という人も。焼酎の出荷量も消費量も高い宮崎県なので、1回に飲む量も尋常じゃなさそうです。

さらに、会計時にはこんな会話が…。

「てげてげでいっちゃが」

「てげてげ」とは、「そこそこ・適当・マイペース」という意味の宮崎の方言で、「てげてげでいっちゃが」とは「適当でいいよ」といったニュアンス。詳しく話を聞いてみると、なにやら飲み会では年長者がおごるケースが多いのだとか。「こないだ後輩と飲んでたら、次の日財布のなかから7万円なくなってたわ~」なんて発言まで!

宮崎県といえば、年間日照時間は全国1位、快晴日数は2位、年平均気温は沖縄・鹿児島に次いで高い(いずれも総務省「社会生活統計指標」2009年度)など、温暖で暮らしやすい土地柄。そうした南国ムードが、開放的で人付き合いの良い県民気質を育んできたのかもしれませんね。
(長谷川浩史/梨紗)

※この記事は2012年9月に取材・掲載した記事です

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