渋谷の「バスケ通り」だけじゃない!

全国にある“珍名”通り

2013.09.13 FRI


水木しげるの代表作『ゲゲゲの鬼太郎』の主人公、鬼太郎と目玉おやじのブロンズ像。これらの像が立ち並ぶ「水木しげるロード」は、休日ともなると多くの観光客で賑わいを見せるそうだ 協力/(c)水木プロ
今年の9月、渋谷のセンター街に、「バスケットボールストリート」、通称「バスケ通り」という名前の通りが誕生。改名で注目を集め地域の活性化を図り、健全なイメージに変えたいとのことですが、こんな変わった例はほかにあるのでしょうか?

「インパクトを出すため、変わった名前がつけられた通りなら全国にはたくさんありますよ。有名なマンガ家に由来するものがいい例ですね。例えば、水木しげるが生まれた鳥取県境港市にある『水木しげるロード』。境港駅から『水木しげる記念館』までの約800mの道路の脇には、鬼太郎やねずみ男などの妖怪ブロンズ像が連なっています。同じく鳥取県出身のマンガ家、青山剛昌の代表作『名探偵コナン』にちなんで名づけられた『コナン通り』は、鳥取県東伯郡北栄町に所在。通りには『青山剛昌ふるさと館』といくつものコナン像があり、観光客の人気の的です」(全国の地名の由来に詳しい、作家の谷川彰英氏)

いろいろあるんですね。ちなみにそのほかにも、由来が興味深い“珍名”通りがあるそうです。

「福岡県福岡市に、『親不孝通り』というものがあります。昔、この通りの北部に大手予備校があり、学生たちで賑わう場所でした。ところが、次第にゲームセンターや飲食店などが増えて繁華街に変貌し、本来勉強することが務めの予備校生がたむろするようになって、いつしか『親不孝通り』と呼ばれるようになったんです。しかし、名称が良くないということで1文字変えて、今では『親富孝通り』と表記するように落ち着きました。そのほか、北海道の登別市に、『極楽通り』という通りがありますよ。これは、市内にある登別温泉が、極楽のように気持ちがいい、ということから、こう呼ばれるようになりました」

意図的に名づけたものから、自然発生的に呼ばれるようになったものまで、いろいろな通りの名前があるものですね。アナタの家の近くには、どんな“珍名”通りがありますか?
(伊藤 裕/GRINGO&Co.)

※この記事は2011年11月に取材・掲載した記事です

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