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長野県がネットで登山計画書を受付

2013.09.09 MON

噂のネット事件簿


例えば八ヶ岳を北から南に縦走すると、こんな感じに。地図上でポイントをポチっとクリックするだけで、行程表が完成する優れもの ※この画像はサイトのスクリーンショットです
“山ガール”という単語に象徴されるように、巷では空前の登山ブームだ。だが一方、軽装備で標高の高い山に臨んだり、体力に合わない山に挑戦したりして、遭難に陥るケースも増えている。そんな状況のなか、ネットで登山計画書を作成・提出し、“いざ”という時に、県警の山岳遭難救助隊がそれを参考に捜索活動を行うシステムが登場した。

登山者の間でどれだけ認知されているのか、またどれほどの割合で利用されているのかは不明だが、日本の主要な山の登山口には、登山計画書を投函するポストが用意されている。これは遭難発生時に捜索の手がかりにしたり、他の登山者からの目撃情報を集めたりするために利用されるもの。日本山岳協会のHPには記載例が掲載されており、パーティー全員の氏名、住所、緊急連絡先、行動予定などを記入する。

そこへ、新たに登山計画書を提出する方法が加わった。日本山岳ガイド協会は今年7月、ウェブ上で登山計画書の作成と提出ができる「山と自然ネットワーク『コンパス』」というサービスを開始。9月2日、長野県警が同サービスと協定を締結した。これにより、捜索願が提出された際に、「コンパス」の情報を利用することで、より迅速な捜索活動が期待される。

今のところ、「コンパス」によるオンライン登山計画書を受け付けているのは長野県だけだが、ツイッター上には、今回の協定締結について、

「『オンライン登山計画書』いいね。ってかもっと前からやってても良かったよね?」
「長野の山行くときは、使ってみるとしよう」

と、好意的な反応があがっている。「コンパス」は、予定している経由地を地図上でクリックすれば、行程表が完成するシンプルな仕組みとなっており、ルート情報や気象情報などを得ることも可能。登山届を提出するにはユーザー登録が必要だが、サービスは無料で利用できる。

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