ユニークな視点でヒット作多数!

デアゴスティーニってどんな会社?

2013.12.10 TUE


バリエーションに富んだレパートリー。とりあえず第1号を試しに買って、気に入れば買い続けるという人も多そうだ
テレビCMでおなじみ「デアゴスティーニ」。ひとつのシリーズを週刊や隔週刊形式で刊行していく「パートワーク」という形式が特徴的だ。安土城の模型を少しずつ完成させていくシリーズや鉱物を集めるシリーズ、二足歩行ロボットを組み立てるシリーズなど、つい集めたくなる不思議な魅力のレパートリーとなっている。

書店でも異彩を放つデアゴスティーニのタイトルの数々。これまでどんなコンテンツが人気だったのだろう?

「デアゴスティーニ・ジャパンで最も売れたシリーズはCDつきの『隔週刊 クラシック・コレクション』です。本格的なクラシックを手軽に楽しめるのが好評で、全180号、合計売上冊数は1600万部に上りました。最も長く続いたシリーズは『週刊 スタートレック-ファクトファイル』。2003年から2009年まで続き、全314号を発行しました」

と教えてくれたのはデアゴスティーニ・ジャパン広報担当の中東郁子さん。

どのシリーズもテレビCMが目を引くけれど、「基本的にスタートしたシリーズは最後まで発行されます」とのこと。どのシリーズも最後まで発行できているのは、読者への責任感の表れともいえるのではないだろうか。

そんなデアゴスティーニという会社。もともとはイタリアで生まれたのだとか。

「イタリア人のジョパンニ・デアゴスティーニが世界地図の普及を目的として、1901年に設立しました。マルコ・ポーロの『東方見聞録』のイタリア語訳がパートワーク形式の第1号なんですよ。現在は世界33カ国で展開する当社ですが、コンセプトは各国の文化ごとにそれぞれ異なります。日本だと商品の版型がA4変型の大きさで統一されていますが、海外では主に駅のKioskで売られ、大きなバックボードに雑誌やパーツが貼りこまれているなど、様々な形式となっています」

海外のデアゴスティーニはさらに個性的なようだけど、書店に置かれる日本版の「豪華付録つき雑誌」の雰囲気も、やはり捨てがたい…。ポピュラーからニッチまで幅広くカバーするデアゴスティーニ。これからもユニークな視点で楽しませてもらいたいものです。
(本折浩之/東京ピストル)

※この記事は2011年06月に取材・掲載した記事です

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