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スマホ盗撮 撮らなくてもOUT?

2013.11.20 WED

噂のネット事件簿


シャッターを押さなくても、カメラを下着に向かって差し出したらOUT!? ※この画像はサイトのスクリーンショットです
岩手県警が、盗撮行為の取り締りを強化するため、県の迷惑防止条例の改正に着手した。

県民からの意見を集めるため、「『公衆に著しく迷惑をかける行為等の防止に関する条例』の一部改正について」のお知らせを発表し、明らかになった。発表した改正のポイントとして、シャッターを押していなくても、カメラを衣服で覆われた下着などに向けて差し出す行為自体を禁止するとしており、これがネット上で議論の的となっている。

カメラ付き携帯やスマホの普及により、盗撮による摘発例は、ここ数年で急増している。警視庁のまとめによれば、全国の迷惑防止条例違反の摘発件数のうち盗撮行為は、2008年の1296件から2012年は2408件に倍増。千葉県警の今年1月~9月の摘発例では、盗撮被害の発生場所は5割がエスカレーターだという。

こうした状況を受け、岩手県警は迷惑防止条例の改正に乗り出した。県警は、現行の条例では「撮影したこと」が取り締まり要件となっており、これでは撮影が未遂に終わった場合や、データをすぐに消された場合に取り締まりが不可能となるため、カメラを下着に向かって差し出す行為自体を禁止とする改正案を提出。「盗撮画像の有無に拘らず、卑劣な盗撮行為を取り締まることができる」と、改正案成立に意欲を示している。

しかし、この改正案には様々な意見が登場している。ツイッターユーザーの声を見てみると、

「こういったことは本来は全国で実施しなければならないことです」
「この条例は他府県にも広がるべき!」
「うん、まぁ…仕方ないよな」

と、条例に賛成する意見もあるものの、

「スマホを操作しながら階段を上る行為は勘違いされそう」
「外では、カメラを向けたと勘違いされないように、手でカメラを隠したりしてスマホを使わなきゃいけなくなるね」
「駅でTwitterやってるところをJK(※編集部注:女子高生のこと)が通り過ぎただけで捕まるってことでありますか!?」(原文ママ)
「エスカレーターで携帯のチェックは禁じられているようなものか」

と、改正を歓迎しない人は多く、

「『今お前撮ろうとしただろ』で捕まる可能性もあるわけだ…」
「かなり恣意的に『逮捕』できそうだ」
「相手側の申告次第でアウトになるとしか思えないんですが・・」
「どうやってその行為を立証するんだろう?」

と、えん罪発生を危惧する意見も寄せられている。

この改正はまだ決定ではなく、岩手県警は12月6日まで広く意見を募りつつ、見直しを進めていく模様。ツイッター上では批判的な意見も出たが、現実問題として卑劣な盗撮は増加しており、改正案が成立した場合、その効果に注目が集まることは間違いないさそうだ。

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